おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
気が付くと、いろんなものが出しっぱなしになっている…。なぜかなと思いつつも忙しい毎日の中、後回しになりがちです。
今日は、これをやるだけでお片づけがサクサク進む方法と収納アイデアをご紹介します。
収納場所のすべてに手が届く!
それは、手の届く場所に収納することです。
モノを手が届かない場所に収納しても、使うために取り出すことはできます。
でも、人によっては手が届かないから、出すことすら億劫になって使わないままって場合も…。
ズボラなわたしもですが、使ったモノを戻すときにサクッと戻せないと、出しっぱなしになりがちです。踏み台を出すというワンアクションが、実にハードルが高い!
そこで、今回は収納場所に手が届くようにするためのアイデアをご紹介します!
【1】取っ手付き収納ケースを使う
目線より高い場所の吊戸棚は、取っ手付きの収納ケースにモノを収納するのがおすすめ!
コップやマグカップなどを収納しているケースは、セリア「キレイストッカーワイド 」です。手前に持ち手がついているので、目線より高い位置での出し入れも安定感があります。
取っ手があるだけで、モノの出し入れは格段としやすくなります。力の弱い人でも簡単に引き出せて、持ち運びがしやすいので家族みんなで共有しやすい収納です◎
【2】後付けで「取っ手」をつける
取っ手がないケースには、後付けで取っ手をDIYすることもできます!
セリア「貼れる取っ手」を、取っ手のない収納ケースに貼るだけで、取っ手付きケースが爆誕!
原状回復したい方は、マスキングテープを貼ってから「貼れる取っ手」を貼ることをおすすめします。
今まで、踏み台がなければ手の届かなかった洗面脱衣所収納の最上段。「貼れる取っ手」を貼りつけてからは、踏み台がなくても手が届くようになり、出すのすら億劫だったモノが手軽に出し入れできるようになりました。
【3】棚の高さを手の届く高さに変更
もともとは3段だった書類棚。最上段は手が届かないので踏み台が必要でした。
年に数回ほどしか確認しない書類とはいえ、見るときの熱量をもってお片づけすることができないので、出しっぱなしになりがちでした。
思い切って2段にして、手の届く高さに調整したら、出しっぱなしがゼロに。
上段に空間ができてしまい、デッドスペースがもったいないと思うところもありますが、収納スペースが足りているなら、3段にせずに手の届く高さの2段でスッキリ◎
【4】踏み台が必要な場所にはモノを置かない
カップボードの最上段の棚には手が届きません。届かない場所にもボックスがありますが、実は、この中に今は何も入っていません。このボックスは、急にモノが増えたとき用です。
収納スペースがあるとモノを置きたくなりますが、手が届かない場所に戻すのには気力も体力も必要となるため、モノをあえて置かないという選択もあるということを覚えておいてくださいね!
まとめ
「手が届く収納」はいかがでしたでしょうか?わが家はこの一年で少しずつ「手が届く収納」へ、シフトチェンジ。おかげで、出しっぱなしになりがちだったモノがサクッとお片づけできるようになり、さらに手が届かない理由で使用頻度が減っていたモノを使うようになりました。
わたし自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
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