みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当。連載第268回目の2品弁当は
- お刺身と野菜の磯辺揚げ
- 塩昆布と大葉の卵焼き
のレシピをご紹介します。
前回の記事では「お肉が少ししかない!」時のお弁当(笑)をご紹介しましたが、今回は「小さな刺身の残りが3切れしかない!」時のお弁当。
とにかく量が少ないので
1) 少量の魚は、衣をつけて揚げ焼きに
2) 刺身に合わせて薄切りにした野菜でボリュームアップ
この2点がポイントです。
今回は、アク抜きの必要のない野菜(かぼちゃとたまねぎ)を合わせて磯辺揚げに。卵焼きと合わせたら、2品でもボリュームいっぱい大満足弁当です。
残り3切れで!「刺身と野菜の磯辺揚げ」「塩昆布と大葉の卵焼き」2品弁当
1品目 お刺身と野菜の磯辺揚げ
材料(1人分)
- 刺身 3切れ(30g程度 今回はサーモン)
- かぼちゃ 30g
- 玉ねぎの輪切り(5mm幅) 2切れ
- (A)薄力粉 大さじ2
- (A)水 大さじ3
- (A)青海苔 小さじ1
- (A)塩 小さじ1/4
- 揚げ油 適量(フライパンの底から5mm程度)
作り方
1) 刺身に合わせて、野菜は5mm幅に切り、全体に軽く薄力粉(分量外)をまぶす。
2) フライパンに油を入れて中火で熱し、よく混ぜた(A)にくぐらせた野菜や刺身を両面揚げ焼きにする。
※刺身も野菜も薄いので、すぐに火が通ります。油も少なく(5mm程度)あれば、じゅうぶんです。
※衣に塩を入れているので下味は必要ありません。紙タオルにのせるなどしてしっかり油を切る間に2品目を
2品目 塩昆布と大葉の卵焼き
- 卵 1個
- 大葉 2枚
- 塩昆布 大さじ1
- 水 大さじ1
- 油 適量
作り方
1) 卵と塩昆布と水をボウルに入れてよく混ぜる。大葉は縦半分に切る。
2) 卵焼き器を中火で熱し、小さく切って畳んだ紙タオルで全体に油を広げてなじませたら、卵液を3回程度に分けて流しこみ…
巻きながら焼く。2回目と3回目に、半分に切った大葉を並べて巻く。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。おかずを入れるところは、ごはんを少し低めに詰めて、かつおぶしに醤油をからめて敷き、海苔もちぎってちらす。
※磯辺揚げを海苔弁風に楽しみます
2) 卵焼きを1cm幅に切って並べる。大葉で仕切って、磯辺揚げも並べる。
3) ごはんの上に梅干しと塩昆布をのせていりごまをちらす。 お好みで磯辺揚げの近くにしょうがの甘酢漬けを少し添える。
※分量外の材料(ごはん 1人分、大葉 1枚、梅干し 1個、いりごま・塩昆布・しょうがの甘酢漬け 適量)
夕食の残りで簡単!「お刺身カツ」「小松菜炒め」2品弁当
お弁当に魚のおかずは、食べやすく切ったり骨をとったり…面倒なイメージがあるかと思いますが、夕方以降にスーパーで格安になっている刺身や、夕食で残った刺身などを利用すると、と…
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
仕事帰りにスーパーに寄ったら、半額になっている刺身が残っていることがあり嬉しくなります(笑)!刺身は骨もなく、一口サイズにカットされているので、とても便利!
特に天ぷらやカツなど、衣を付けるものが身縮みも防げて、揚げ物は魚の臭いも気にならないため、お弁当向きです。
野菜と一緒にぜひ、お試しください。
2品弁当で心を楽に。お弁当生活をお楽しみください。
「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!