みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第8回目の2品弁当は
- コロコロ野菜のキーマカレー
- マヨ薄焼き卵
のレシピをご紹介します。
朝、みじん切りにする手間を省き、キーマカレーの野菜を大き目に。
その分火通りをよくするために、野菜はレンジ加熱で仕上げるスピードキーマカレーと、マヨネーズでやわらかく仕上げる薄焼き卵。
カレーは、野菜もお肉もたっぷりめに。2品で満足感大です。お試しください。
朝はスピード重視!「野菜キーマカレー」と「マヨ薄焼き卵」の2品弁当
1品目 マヨ薄焼き卵
(材料)1人分
- 卵 1個
- マヨネーズ 小さじ1
- オリーブ油 小さじ1/2
(作り方)
1) ボウルに卵とマヨネーズを入れて混ぜ合わせる。
2) フライパンにオリーブ油を広げて中火で熱し、(1)を流し入れる。
3) 蓋をして弱めの中火にして2分程度加熱して、ヘラ等で裏返して両面焼いてとりだす。
※フライパンは洗わずにすぐに2品目を調理します。
2品目 コロコロ野菜のキーマカレー
(材料)1人分
- なす 小1/2本(50g)
- たまねぎ 1/8個(25g)
- かぼちゃ 25g程度 ※野菜はあるものでなんでもOK。合計の重量がお肉と同重量の100g程度で。
- (A) オリーブ油 小さじ1/2
- (A)塩 少々
- 合いびき肉 100g
- (B)オリーブ油 小さじ1/2
- (B)おろししょうが 小さじ1/2
- (B)塩 こしょう 少々
- (C)ケチャップ 大さじ1
- (C)ウスターソース 大さじ1/2
- (C)カレー粉 小さじ1/2
(作り方)
1) なす、たまねぎ、かぼちゃは、1cm角程度の角切りにして耐熱容器に入れる。(A)の塩とオリーブ油をからめる。
2) 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています
3) フライパンに、(B)のオリーブ油とおろししょうがを入れて中火で熱して炒め、合いびき肉を入れて全体に広げるようにして焼き、塩とこしょうをふる。
※合いびき肉は油が多いものもあるため、出てきた油はしっかりと紙タオルでとりながら炒めてください。
5) レンジ加熱した野菜と、合わせた(C)を入れて炒める。
6) 汁気を炒り飛ばし、全体をこんがりと炒める。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。斜めになだらかな坂になるようにごはんを入れると、薄焼き卵が入れやすい。
※冷ます時には割りばしや畳んだペーパーや小さな器等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます
2) ごはんの横に薄焼き卵を敷く。
3) キーマカレーを薄焼き卵の中に入れる。
4) 全体に乾燥パセリをちらし、紅ショウガ(福神漬け等でも)をご飯の上にのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、乾燥パセリ、紅ショウガ・・各適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
仕切りカップを使わず、薄焼き卵をごはんとカレーの仕切りに。
マヨネーズを入れてしっとりと焼いた薄焼き卵はやわらかいので、スプーンで食べる時もきれいに切れて食べやすいですよ。
ひき肉は、肉の脂がたくさん出ることがあります。冷めると白く固まってしまいますので、出てきた脂をしっかりと紙タオルでとってください。
ただし、油をとってしまうと、ひき肉はパサつきがち。そんな時に助けてくれるのが、なすとかぼちゃ、タマネギなどの野菜。
野菜のしっとりとした食感や甘さがいい仕事をしてくれて、お弁当キーマカレーも美味しくいただけます。
2品でも満足感のあるお弁当。毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!