家族と共有して使うモノは、家の中でどのように収納していますか?「あれどこ?」「〇〇が見つからない!」と毎回家族から聞かれてモヤモヤしている方も多いかもしれません。
そこで今日は、整理収納アドバイザーのみほさんが教える!家族が協力できる「片付け」のヒントをご紹介します。
収納に最適な場所とは?
みほさんいわく、家族と共有して使うアイテムは基本的にLDK(リビング、ダイニング、キッチン)に収納するのがおすすめなのだそう。
LDKの中でもあちこちに置いてしまうと覚えにくくなるため、できれば収納場所は一箇所に集約し、引き出しを使って分類しておくと分かりやすくなると言います。
みほさんのお宅では、上の写真のように収納しています。
文房具、電池、常備薬など、ジャンルごとに分類し引き出しに入れていますよ。ラベリングをしておくと取り出しやすいそうです。
毎回「あれどこ?」と聞かれてしまう方は、家族全員が把握しやすい場所に収納してみてくださいね。
(参考:家族に「あれどこいった?」と言われない!「リビング収納」のポイント5つ)
ラベルをやめて中身が見える収納を
家族全員が分かりやすい収納にするためには、“見える収納”にするのがおすすめなのだそう。
例えばみほさんのお宅では、以前カップボードのコップ収納にファイルボックスを使っていました。見た目がスッキリして美しいですよね。
ボックスにラベルを貼って分かりやすいようにしていたものの、ラベルだけでは何がどこに入っているのかが分かりづらく、何度もケースの中を確認しないといけないこともあったそうです。
そこでケースを半透明のボックスに変えたところ、確認作業がなくなり一気に快適になったそうです。
中身が見える収納ケースを活用すると、探す手間が減り快適な暮らしへと近づけますよ!
(参考:家族みんな快適!「誰にでもわかりやすい収納づくり」のコツ3つ)
動線を意識して収納する
片付けをしてもすぐに散らかってしまう…。家族全員が片付けやすい家にするためには「動線」を意識した収納を取り入れてみましょう。
例えばリモコン。部屋の中ですぐ迷子になったり、テーブルやソファの上に適当に置いていませんか?小さなモノでも「収納場所はここ!」と住所を決めておくと散らかりにくくなりますよ。
住所を決めるときは、ぜひ動線に適しているかをチェックしてみて!
みほさんのお宅では、リモコン類はここに集約。この前に立ってテレビやエアコンを操作できるので、家の中をうろうろせずに済みます。使い終わったら元に戻すだけなので散らかりません。
必要な場所で必要なモノを収納できていると、家族全員が迷子になりません。動線を意識しながら収納場所を見直してみてください。
(参考:家族が簡単に協力できる!「キレイな部屋を保つ」収納の工夫3つ)
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家族が協力できるようになる「片付け」のヒントを紹介しました。全員が協力してくれないと部屋の綺麗な状態はキープできないし、自分ばかりがイライラしてしまいます。
連休は家族で収納の見直しをしてみませんか?