みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第236回目の2品弁当は
- 梅しそとのりの肉巻き
- 水菜とハムの卵とじ
のレシピをご紹介します。
豚肉に、大好物の3つの組合わせ「梅、のり、大葉」を巻いたお弁当用肉巻きです。おいしくて、くるくるの切り口も可愛らしいので、とってもおすすめです。
肉巻きを焼いたあとは、フライパンを洗わずに副菜を。フライパンに残った肉巻きの旨みや調味料も残さず使えて、洗い物も減らせる、フライパン1つで作るお弁当です。
おいしい組み合わせ♪「梅しそのり肉巻き」「水菜とハムの卵とじ」2品弁当
1品目 梅しそ海苔の肉巻き
(材料)1人分
- 豚薄切り肉 100g程度(5枚程度)
- 大葉 5枚
- のり 適量
- 梅干し 大きめ1個
- 片栗粉 小さじ1
- 油 小さじ1/2
- (A)しょうゆ 小さじ1
- (A)みりん 小さじ1
- (A)水 小さじ1
- (A)砂糖 小さじ1/3
(作り方)
1) 豚薄切り肉を広げて、のり、縦半分に切った大葉、粗くほぐした梅干しを置いて巻き、片栗粉をまぶす。
※くるくるした模様がたくさん出るように、海苔や大葉は縦長に置くのがコツです
2) フライパンに油を入れて中火で熱し、巻き終わりを下にして並べ入れる。
3) ふたをして2分程度加熱する。全体を裏返してもう片面も焼き、キッチンペーパーで余分な油をしっかりとふきとる。
※こげつかない加工がされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です
※ここで油が残っているとタレが肉にのらないのでしっかりとふきとってください
4) 混ぜ合わせた(A)を回し入れ、全体にたれをしっかりとからめ、汁気を炒りとばす。
※取り出して冷まし、好みの大きさにカットしてください
※フライパンは洗わずに、副菜をつくりましょう
2品目 水菜とハムの卵とじ
フライパンに1品目のうまみが残っているので、水と塩、こしょうだけでおいしく仕上がります。
(材料)1人分
- 水菜 50g
- ハム 1枚
- 卵 1個
- 水 大さじ3
- 塩 適量
(作り方)
1) フライパンに水、3cm幅にカットした水菜、1cm角に切ったハム、を入れてフライパンの蓋をして中火で熱する。
2) 水菜がしんなりとして汁気がなくなってきたら、溶き卵を回し入れてフライパンの蓋をして弱火で3分程度火が通るまで焼く。
※取り出して好みの大きさにカットしてください
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。主菜を詰めるところは、なだらかに斜めになるように詰める。
2) 大葉をしいて、主菜の肉を詰める。
下に寝かせて半量つめ、その上に残りの半量を追加するとよい。
3) 空いているところに副菜をぎっしりと詰める。
4) ごはんの上に白ごまをちらす。卵とじの隙間にトマトケチャップを入れる。
※分量外の材料(ごはん1人分、大葉、いりごま 各適量、ケチャップ 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
好物の「梅、のり、大葉」の3点を巻いた肉巻き。私の大好物の定番です。
副菜の水菜も、お弁当に入れるのは結構難しい食材ですが、タレの中でしっかり煮て卵でとじるのがおすすめです。
卵は水分をしっかり吸ってくれるので、卵とじはお弁当おかずにもおすすめ。もし、水分が残っているときは、お弁当箱の底にたっぷりかつおぶしを敷いてその上にのせるなど、水分対策してくださいね。
簡単で可愛い和弁当。毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!