おはようございます! 整理収納アドバイザーのサチです。
この連載では、1日を快適に過ごすための片づけ術やヒントをお届けしています。今年も仕事や家事や育児の息抜きに、ぜひいらしてくださいね!
新年最初の記事ということで、今回はわが家の2023年にやってよかった収納改善ベスト3を紹介します。みなさんの家のにも取り入れられる要素があるかもしれません。どうぞ最後までご覧ください。
片づけのプロがやってよかった収納改善ベスト3
わが家のやってよかった収納改善ベスト3は、寝室と洗濯兼脱衣所からお届けします。
大がかりな改善もあれば、すぐにできるものもあるので、2024年の片づけ意欲向上にお役立てください。
【第3位】洗濯洗剤収納を空中収納へ
こちらはわが家の洗濯機横の隙間です。
洗濯機上の棚に置いていた洗濯洗剤を、こちらの洗濯機横に移動させました。棚や引き出しを使わない空中収納なので、見た目もスペースとしても邪魔にならないすっきり収納が実現できました。
空中収納の秘密はこのマグネットラックです。耐荷重8kgなので、1000ml入りのボトルでも楽々載せられます。
一般的な洗濯機ならマグネットが使えるので、洗濯洗剤置き場に困っている方は、洗濯機そのものを収納スぺ-スにするのもおすすめですよ。
【第2位】収納スペースの引き算
続いて、またまた洗濯室からのお届けです。
まずはこちらのbeforeをご覧ください。
この写真内のあるものを引き算したことが収納改善につながりました。
そしてafterはこちらです。
洗濯室で引き算したもの、それは棚でした。
beforeの写真では、洗濯機上に棚がありますよね。実はこの棚、10年ほど前にDIYで取り付けた棚なのですが、2023年に思い切って取り外したのです。
せっかく取り付けたものを外したのは、棚があるとついつい関係のないものまで載せてしまうからでした。
使いかけの洗剤や、行き場のないタオル、後で移動させるつもりの掃除道具など、棚という収納スペースに甘えて置きっぱなしにしてしまうのです。
棚を取り外せば収納スぺースへの甘えを断ち切ることができ、溢れたものを最後まで片づけきるようになりました。
収納を増やすのは簡単だけど、それをすっきりと運用できるかはまた別の話です。
過剰な収納スペースは散らかりの原因になるので、増やすよりモノを減らした方が片づけはうまくいくことが多いですね。
【第1位】キッチン収納用品で漫画収納
2023年の収納改善第1位は漫画収納です。
こちらのbefore写真をご覧ください。
寝室の壁にDIYで取り付けたオープン棚に漫画を収納しています。
取り出しがラクなオープン棚収納ですが、埃が気になるし、何よりすっきりとは程遠い印象ですよね。
ある程度の取り出しやすさは保ったまま、埃っぽさをより解消し、なおかつすっきりを叶えられる漫画収納を実現させるためにたどりついたのは、あるキッチン収納用品を活用することでした。
そのキッチン収納用品とは、パントリーとして活用できるスリムワゴン棚でした!
冷蔵庫横の隙間に置いて、飲料や調味料、食品などを収納している実例は誰もが見たことがあるのではないでしょうか?
このスリムワゴン棚を、わが家では漫画収納として活用したのです。
スリムだから、こんなふうにウォークインクローゼットの隙間にすっぽり入れられました。漫画のごちゃつきを完全になかったことにしてくれていますよね。
キャスター付きワゴンだから、必要なときはするすると手前に引っ張るだけでOK。
オープン棚のときよりも埃っぽさをかなり軽減でき、まさに理想を叶える漫画収納になりました。
漫画や書籍の新しい収納のカタチとして、たくさんの方に知っていただきたいです。
まとめ
片づけのプロがやってよかった収納改善について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
SNSで流行りのやり方や収納用品を取り入れるよりも、「どんな収納なら自分と家族が快適に過ごせるか」を軸に収納を考えた方が、何倍もはやく最適解に近づけます。
いよいよ2024年の開幕です。
自分と家族が喜ぶ空間を叶えるための片づけをすすめていきましょう!
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