おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
【名古屋】個数制限があるクロワッサンが人気!「La BOULANGERIE d’a Cote(ダコテ)」
今回は、名古屋のパン屋さん巡りをレポート。私はペーパードライバーなので、基本的に地下鉄を駆使して巡ります。
今回訪問した「La BOULANGERIE d’a Cote (ラ ブランジュリダコテ)」は、地下鉄東山線の藤が丘駅から徒歩5分。緑豊かな並木道に佇む、濃紺の店構え、そこに黄色で店名が書かれていて。
はい、完全にそこだけフランスでしたよ!フランス。
オープン時間の朝7時直後に訪問したところ、ほぼほぼパンが揃っていました。初訪問ということで、まずは人気のパン3つを購入しました。
外観からフランスっぽさを感じましたが、陳列されているパンもシンプルなものが多く、人気のあるパンもクロワッサン、バゲットトラディション、パンズニックと、フランスに由来のあるものばかり。
ちなみに店名のダコテとは「いつもあなたの傍らに」という意味なのだそうですよ。
クロワッサン
クロワッサンはフランス産小麦を使用した生地に、AOP認定の発酵バター。人気がゆえにひと家族5個までという数量制限があります。
焼き色濃く、気持ち大きめ。発酵バターのコクが鼻にぬけ、クラムのしっとりさがひときわ目立ちます。ボリューミーなのに軽い口当たりなところが良いですね。
パンズニック
パンズニックは、粗挽きヘーゼルナッツ、全粒粉、ライ麦を使用したスペシャリテ。ランス市の名店「ブランジュリズニック」のそのままにとPOPに書いてあったので、そこからパンズニックという名前になっているのかもしれません、
プチプチッと小さくカットしたヘーゼルナッツが口の中でおどり、全粒粉の深み、ライ麦の旨味が全面にあふれ出ます。シンプルなパンながら、「これは何もつけずに粉の味を思う存分堪能したい!」と感じるおいしさでした。
見た目はとてもハードなのですが、喉ごしのよいクラムで、少しクセになる生地でした。
バゲットトラディション
バゲットトラディションは、フランスの伝統的な製法で作っているらしく、小麦の味を最大限に引き出したスペシャリテ。
端っこのガリガリしたところが特に美味しく、飲みこむときにより粉の旨味を感じました。
***
名古屋にお住まいの方はもちろん、旅行で行かれた方も、ちょっと早起きしてフランスの息吹を感じながら、モーニングパンを頂くのもありかと。
奥のカフェはセルフ式で、ドリンクバー(418円)が用意されていて、そちらでイートインもできるようです。
La BOULANGERIE d’a Cote
住所:愛知県名古屋市名東区藤が丘49 アンフィニビル1F
電話番号:052-799-7661
営業時間:7:00~19:30(カフェは17:00まで)
定休日:月・火曜日
ホームページ:https://la-boulangerie-da-cote.jp/
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※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。
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