みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第217回目の2品弁当は
- しいたけの肉詰め
- ちくわと小松菜の卵とじ
のレシピをご紹介します。
今回は、フライパンを途中洗わずに作るスピード2品弁当です。
小さなしいたけに詰めるのは、ひき肉としいたけの軸のみじん切りのみ。肉詰めを焼いたうまみやたれも利用して副菜を作ります。
美味しい秋弁当。お試しください。
秋満載!「しいたけの肉詰め」「ちくわと小松菜の卵炒め」2品弁当
1品目 しいたけの肉詰め
(材料)1人分
- 鶏ひき肉 100g
- しいたけ 小5個
- 油 小さじ1/2
- (A)かたくり粉 小さじ1
- (A)酒 小さじ1
- (A)しょうゆ 小さじ1/3
- (A)おろし生姜 小さじ1/3
- (A)塩 ひとつまみ
- (B)しょうゆ 大さじ1/2
- (B)みりん 大さじ1/2
- (B)水 大さじ1/2
- (B)砂糖 小さじ1
作り方
1) しいたけは軸を手で回してとり、石突きの固い部分は落として、残りをみじん切りにする。ボウルに(A)を入れて混ぜ、鶏ひき肉とみじん切りにしたしいたけの軸も入れて混ぜる。
2) しいたけに肉だねを詰める。
3) フライパンに油を入れて中火で熱し、(2)にかたくり粉(分量外)を軽くまぶして並べ入れる。
4) 蓋をして2分程度、加熱し、全体を裏返してもう片面も焼く。
5) 混ぜた(B)を入れて、全体にタレをからめながら汁気を炒りとばす。
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパンを使用しています
※フライパンは洗わずに次に紹介する副菜を作りましょう
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2品目 ちくわと小松菜の卵炒め
(材料)1人分
- ちくわ 1本
- 小松菜 100g
- にんじん 2cm程度
- 卵 1個
- 水 1/2カップ
- 塩昆布 適量
(作り方)
1) ちくわは斜め薄切りに、にんじんは短冊切りにする。小松菜は3cm幅に切る。
2) フライパンに、ちくわとにんじん、小松菜の軸の部分、水を入れて蓋をして、中火で加熱する。
※主菜を作ったとき、フライパンに残ったたれもそのまま利用します
3) 沸騰して小松菜の軸がやわらかくなったら、葉を加えて汁気を炒り飛ばす。
4) 味見をして塩昆布(大さじ1程度)を入れて混ぜ、溶き卵を入れる。
※卵を入れたら、ヘラでフライパンの底から剥がすように炒めます。卵にはしっかり火を通してください。
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2品弁当の詰め方プロセス
1) 今回は2段のお弁当箱を使用。1段におかずのみを詰める場合は、副菜を奥から詰める。
大葉で仕切りを作る。
2) 手前に主菜の肉詰めを詰める。1個は半分にカットして、断面を見せるとアクセントに。
3) ご飯には、新生姜の甘酢と黒ごまを。お好みで肉詰めに七味をちらしたり、柚子こしょう等の辛味を添えても美味しいです。
※分量外の材料(ごはん1人分、新生姜の甘酢 黒いりごま 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
フライパン1つの調理をすると、洗い物がラク!フライパンに残った調味料も無駄になりません。フライパンが熱いまま2品目にとりかかれるので光熱費も削減。
今回は、たれをからめるメインのおかずを先にして、フライパンに残ったたれを利用して副菜を作りました。
しみじみとした秋弁当。お楽しみください。
「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!