おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回おこなうのは、“股関節の外側”の筋肉のストレッチ。
股関節の外側には、太ももを横に持ち上げたり(外に開いたり)、歩行時・ランニング時などに脚を前に出すための筋肉が集まっています。そのため、これらの筋肉は運動時に痛めやすいのが特徴。また股関節とくっ付いている筋肉でもあるので、緊張した状態が続くと股関節の硬さにもつながります。
今回は日頃からよく歩く・走る方におすすめの股関節の外側の筋肉のストレッチをご紹介していきます。運動後や運動をした翌朝など、股関節の外側に張り・疲れを感じるときにおこなってみてくださいね。
横向きで簡単3STEP! 「股関節の外側」の筋肉のストレッチ
1)右体側を下にして、横向きになる。
※ 右ひじを立て、上体を軽く起こします。脚は重ねておきましょう。
2)左手を腰に添える。
※ 上体が前後に傾かないように、姿勢を正します。
3)【息を吐きながら】右ひじを伸ばして、上体を起こす。
※ 右手親指の付け根を中心に、手で強く床を押して上体を起こしてきます。右太ももの外側を床につけた状態を保ちながら、呼吸を5~10回繰り返しましょう。体の向きを変えて、反対側も同様におこないます。
ポイント
太ももの外側を床につけ、固定した状態で上体を起こすこと!
季節はもうすぐ秋。体を動かすのにちょうどいい気候になるので、運動習慣がある方も、久しぶりに運動をしようと計画している方も、ストレッチとセットにしておこなってみてはいかがでしょうか。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!