三角折りは正解 or 間違い?「トイレ」使い方マナー3つ

 

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:「トイレ」の使い方マナー3つ

外国の方から「日本のトイレはキレイ」と定評があるようですが、あなたは自信を持って「トイレをキレイに使えている」と言えますか?

今回は、誰にも見られない空間だからこそ心遣いを伝えたい!トイレの使い方マナーのポイントをお伝えします。

トイレ

【1】トイレットペーパーの三角折り

トイレを使用後、次の人のことを考えてペーパーの端を三角に折ると、なんとなく育ちが良さそうに感じますが…。

トイレットペーパーの端を三角に折るのは、「掃除が終わりました」ということを表すサインなのです!

(※あるホテルが始めた、ある銀座クラブが始めた、などの説があります)

トイレを掃除していないのにペーパーが三角に折られていたら、次の人に「掃除が行き届いていない!」と思われてしまう可能性がありますよね。

また、用をたしたあとの手で、次の人が使うペーパーを触るのは…衛生上良くありません。

トイレットペーパーは、汚くちぎったり、長く垂れ下がった状態にならないよう、ミシン目に沿ってカットするか、ペーパーホルダーの紙切り板を使ってまっすぐにカットすれば、それで大丈夫!三角折りにする必要はありませんよ。

トイレットペーパー

【2】トイレットペーパーの補充

もし、自分が最後の一巻きを使ってしまったら。ちょっと面倒でも、次の人のために新しいペーパーに変えるようにしましょう!

心の余裕が大切な場面ですね。

【3】トイレを出る前のチェック

トイレを出る前には、一度振り返って、次の項目を確認してからトイレをあとにしましょう。

  • 便座をよごしていないか
  • キチンと流れているか
  • 紙くずを落としていないか

特に見落としがちなのが、ペーパーの紙くず!!

ペーパーホルダーによっては、カットした際に紙くずが落ちやすいものがあります。自分が落としたものは、必ず拾いましょう。

***

「誰かがキレイにしてくれる」ではなくて、「自分がキレイに使わせていただく」。

トイレは誰も見ていない場所だからこそ、キレイにつかう自分でありたいですね。

綺麗なトイレ

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

★このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

 

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毎日ごきげん!心地よく暮らすためのマナーレッスン

マナー講師 林慶子さんの「毎日ごきげん!心地よく暮らすためのマナーレッスン」
Written by

林 慶子(マナー講師)

(好印象マナー講師)

福岡県出身。イギリスの幼稚園や小学校で日本文化を教えるインターンシップに参加後、こども英会話スクールマネージャー、アウトソーシング会社で新卒採用業務などの経験を経て、ANA客室乗務員として約11年勤務。
国内・国際線チーフパーサーや、国際線ファーストクラスを担当。インストラクターとして各種訓練に従事。在職中に心理カウンセラーの資格を取得。
ANA退職後、今まで培った経験と心理カウンセラーの資格を活かし、『好印象マナー講師』として起業。
LIFE JEWELER=人生を輝かせる人 として、カタチだけではなく心遣いを伝えるためのマナー、周りの人だけではなく自分もHappyになるマナーをコンセプトに、研修・講座を開催している。
【HP】https://lifejeweler.net/
【Instagram】https://www.instagram.com/life.jeweler/

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