おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:気をつけたい!結婚式の「服装」マナー
6月はジューンブライド!ということで、前回の記事に続き、結婚式にちなんだマナーをご紹介します。
今回は、「結婚式に参加するときの服装」についてです。
御親族、幅広い年代や職業の方々が集まるお祝いの場。「新郎新婦とご縁のある方」と見られる場ですので、個性のなかにも、その場にふさわしい装いが必要です。
今回は、「一般的な結婚式」のポイントを4つお伝えします!
【1】服選びのポイントは3つ
1. 露出しすぎないデザイン
肩があまり露出しないものを選びましょう。ノースリーブの場合は、上に羽織るものを用意するといいですね。
胸元の開きすぎにも注意が必要です。脚も出し過ぎないように、短すぎる丈は避けたほうがよいです。
2. 白系以外をチョイス
白色は、花嫁の色とされるので、避けましょう。
薄いイエローやグレー、アイボリーなどは、光の加減などで白色に見えてしまうことがあるので、注意が必要です。
黒を選ぶときは、喪服のようにならないよう、アクセサリーなどで華やかにするといいですね。
3. ファーやヒョウ柄は避けて
ファー素材・ヒョウ柄・レオパード柄などは、殺生を連想させるため、なるべく避けましょう。
【2】アクセサリーや時計にも気配りを
アクセサリーはフォーマルな場所によく合うパールがおすすめですが、決まりは特にありません。
ただし、ギラギラしたものなどは、光の反射で写真撮影に影響が出る場合がある、ということで、なるべく避ける配慮ができるといいですね!
なお、腕時計は、「時間を気にせず楽しみます」という意味で、着けないほうがベターです。
【3】カジュアルな靴は避けよう
靴選びのポイントは、以下のとおりです。
- つま先やかかとの出ていないもの
- 細めのヒールがあるもの(妊娠中など、特別な理由がある場合を除く)
- 色は何色でも(白でも)OK(アニマル柄はNG!)
ヒールがなかったり、太かったりするものは、カジュアルな印象を与えてしまうからです。
ブーツも、カジュアルな印象の為、避けたほうがよいでしょう。
【4】ナチュラルなストッキングを
ストッキングは、ナチュラルな色を選びましょう。
黒いストッキングやタイツ、または素足は、喪服を連想させたりカジュアルな印象を与えたりするため、選ばないようにしましょう。
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いつもと違った、とびっきりのオシャレができる結婚式。何を着ていこうかな…そう考えるのもウキウキしますね!
色やデザインなど、これはマナー的に大丈夫かな…?と、迷ってしまうような服は避けることをおすすめします。
また、いまは結婚式の形式もさまざま。お友達だけのパーティーなのか、いろんな方が集まる場なのかを事前に確認し、柔軟に合わせることができると素敵ですね♪
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
★このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!