後姿美人を見ると、自分の体調管理がきちんとできている人だなと思いませんか?
もう既に知ってる人の後姿でも、「今日は後ろ姿が寂しそう」「今日は張り切っているな!」など、暗にその人の状況を表すのが後ろ姿…。ですが、なかなか自分から見えない部分でもあるため、ついつい気を抜いてしまう部分でもあります。
美しい後ろ姿勢の基本条件とは、以下の3つ。
①自然体であること(力が入っていないこと)
②頭からかかとのラインがピンとまっすぐであること
③肩甲骨のライン(天使の羽)が見えていること
①は、何ごとにおいてもそうですが、自然体で力みのない状態が一番素敵です。ですが、これが簡単なようで難しいことでもあります。急いでいたり、焦っている時は、決まって肩があがってしまっています。
寒い時もそうですね。猫背になりがちです。
②は、頭の先からかかとにかけてが一直線のラインとして見えると、身体全体がほっそりと見えます。
また、ブレのない体のラインは、芯のある素敵な女性を演出してくれます。脊椎側湾症の方など背筋をまっすぐにすることが難しい方でも、頭を引き上げているだけで、ラインが全く違って見えてきますよ。
③は、そんなことまで?と思われる方がおられるかもしらませんが、天使の羽(肩甲骨部分)のラインが服の上から見えているとスッキリとした背中の印象とともに、体の自然な動きが見えて素敵に見えるます。
肩などに力が入っていると、肩甲骨のラインが見えなくなりますので、①と近しい要素と言えますね。
ある男優さんが、天使の羽が見えることが女性のチャームポイントだと答えていたほどです! あまり意識をして見ている人はいないかもしれませんが、後ろ姿美人は、天使の羽のラインが感じられる人なのです!
これらの要素を手に入れて、背中で素敵さを演出しましょう~♪
後姿美人になるためには!?
上記の①、自然体であることとは、なんといっても呼吸が大切です。忙しい、イライラする、寒い、憂鬱、などのマイナス要素を感じている時は、体が猫背になり、力が入ってしまっている状態。そんな体の状態を感じたら、胸の上部に手をあてて胸を押さえながら、ゆっくり息を吐きましょう。そうすると、いかに呼吸が浅くなっていたか気づくはずです。このように呼吸を整えるだけでも「自然体」を取り戻すことができます。
②の頭からかかとの一直線ラインの作り方は、頭を天井に向かって押す癖をつけることです。頭頂部を常に天井の方へひっぱっていると、自然とまっすぐとしたラインになってくるでしょう。
立って行うと、下半身と上半身とのつながりや足の使い方に癖がある方などは難しいため、写真のように座って行うと負荷が少なく癖がつけられます。オフィスでPC作業の多い方や長時間座って仕事をしている方はできるだけ頭頂部を天井の方へ押し出すイメージで座る時間を設けてみてください!
③の天使の羽の作り方は、肩が凝っている人、猫背の癖がある人には少々時間がかかりますが、背骨の動き・肩甲骨の動きをスムーズにしていくことで、改善されますよ。今回のヨガは背骨と肩甲骨を効果的に動かすエクササイズを詳しくご紹介しますので、ぜひ続けて行ってみてください!
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姿勢矯正ヨガにチャレンジ!
今回のポーズのポイント
1、両足はしっかり床を踏みしめて椅子に座り、左へひねります。この時背骨はまっすぐ。タオルを伸ばしてひねるようなイメージで。 | 2、反対側へ。余裕が出てきたら、下腹部から体をコントロールする意識をもってみましょう。インナーマッスルも強化され、ひきしまった体に近づきます! |
3、右手を前方に出します。 | 4、前方に出した右手を体の中心からできるだけ遠いところを通すようにして、後方まで移動させます。肩甲骨から手を押しだすように! |
5、4の状態から手を天井へひきあげ、背骨を丸めていきます。 | 6、さらに背骨をしっかり丸めます。十分に背中が伸びるようにしましょう。 |