お肉少量で簡単!「なすの豚巻き」「エリンギとねぎのこしょう炒め」2品弁当

 

みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。

心が楽になる2品弁当。連載第162回目の2品弁当は

  • 輪切りなすの豚巻き
  • エリンギとねぎのこしょう炒め

のレシピをご紹介します。

定番の「なすの肉巻き」。縦に切ることが多いと思いますが、分厚いめの横(輪切り)にカットしてお肉は細くカットして巻くのがおすすめ。ほんの少しの豚肉でも食べやすく美味しい肉巻きになります!

甘酢ダレでしっかりと味つけるので、食べ応えのあるおかずになりますよ。

今回も2品のおかずを、途中フライパンを洗わずに手軽に作る!お弁当。お財布にも優しく、洗い物も少なく。簡単2品、ぜひお試しください。

お肉少しでOK!「なすの豚巻き」「エリンギとねぎのこしょう炒め」2品弁当

「なすの豚巻き」「エリンギとねぎのこしょう炒め」2品弁当

1品目 輪切りなすの肉巻き

(材料)1人分

  • 豚薄切り肉 40g
  • かたくり粉 大さじ1/2
  • なす 小1本(100g)
  • 油 小さじ1
  • (A)しょうゆ 小さじ1
  • (A)みりん 小さじ1
  • (A)酢 小さじ1
  • (A)砂糖 小さじ1/3

(作り方)

1) 豚肉は、縦に2cm幅程度に切る。なすは1cm幅の輪切りにして塩(ひとつまみ 分量外)をからめておく。

2) 出てきたなすの水気を紙タオルなどでとって豚肉を巻く。

なすの豚巻き

3) フライパンに油を入れて中火で熱して、肉巻きに片栗粉をまぶして並べ入れ、蓋をして2分程度、こんがり焼けたら全体を裏返してもう片面も焼く。

※なすが豚の脂も吸い込みますが、余分な油があるようなら紙タオルでふきとります。

なすの豚巻き

4) 混ぜた(A)を回し入れる。

なすの豚巻き

5)全体にたれをからめながら汁気を炒り飛ばす。

※調理は、こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ぴったり合う蓋も必要です

※フライパンは洗わずにそのまま副菜を作りましょう

2品目 エリンギとネギのこしょう炒め

(材料)1人分

  • エリンギ 大1本
  • 万能ネギ 5本
  • 水 1/2カップ
  • 塩、こしょう 各適量

(作り方)

1) エリンギは横半分に切ってから縦に3mm幅程度に切る。ねぎは5cm幅に切る。

2) フライパンにエリンギと水を入れて注意で熱し、しんなりとしてきたらねぎを入れる。※フライパンに残っているたれもそのまま利用します。

エリンギとネギのこしょう炒め

3) 水気がなくなるまで炒め煮にして、塩とたっぷりのこしょうで味を整える。

エリンギとネギのこしょう炒め

2品弁当の詰め方プロセス

1) ご飯を弁当箱に入れて冷ましておく。肉巻きを詰めるところはご飯を低くして、海苔を敷いておく。

ご飯

2) 肉巻きを詰める
2品弁当の詰め方

3) 空いているところに副菜を詰める。

2品弁当の詰め方

4) 豚肉にいりごまをちらし、ごはんに梅干しをのせる。

2品弁当の詰め方

※分量外の材料(ごはん1人分、いりごま・梅干し 各適量)

***

今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?

フライパン1つの調理には色々なコツがありますが、今回は、フライパンでタレをからめるメインを作り、そのタレが残っているフライパンに水を野菜を入れて副菜を作る…という手順です。

タレがたっぷりついた状態のフライパンを洗うのよりもずっと洗い物が楽になり、また、副菜の調味料も最小限ですみます。

「なすの豚巻き」「エリンギとねぎのこしょう炒め」2品弁当

2品弁当で心を楽に。ぜひ!お試しください。

***

「心が楽になる2品弁当」のルール

  • おかずは2品だけ
  • 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
  • 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
  • 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当

******

料理研究家 かめ代。

公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙しい朝でも作れる♪「心が楽になる2品弁当」

人気料理研究家のかめ代(かめよ)さんによる、弁当メニューとレシピ、詰め方レッスン。時短で楽に作れておいしい2品弁当、唐揚げや卵焼きなど定番お弁当おかずやおにぎり、お手軽レンジおかず、ダイエット中に役立つヘルシーレシピ、傷みを防ぐコツも。
Written by

料理家 かめ代。

料理家。お弁当愛好家。
「朝時間.jp」にて、2015年5月から「お弁当レッスン」を毎週連載中。毎日のお弁当作りの負担を減らす「心が楽になる」レシピ作りをめざしている。著書に「お弁当は野菜のおかず作りから」「忙し女子のための料理上手になる らくちん弁当」(イカロス出版)他。
▼公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング