毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
英語TellとTeachの使い分け方
「連絡先を交換したい!」となった時、相手にどう伝えたらよいでしょうか。
Teach me your Line ID.
上の英文が思い浮かんだ方は…残念ながら、間違いです。「LINEのIDを教えて」という日本語の意味をそのまま英語にしようとして、教えるという意味の英語 Teach を選んだと思われます。
正しくは以下の通り。
Tell me your Line ID. (あなたのLINE IDを教えてください)
そう、Teach ではなく Tell を使うのが正解です。
中学校の英語の授業では、Teachを「教える」として習いましたよね。
そのため「教える」とあるとどうしても、Teach を思いつく人が多いようです。
けれど、Teachは、先生が生徒に教えるなどの教育に関わる状況で使う単語。連絡先を教えてほしいときなどは、基本的には Tell を使います。
例)
Aさん:Please tell me your e-mail address.(メールアドレスを教えてください)
Bさん:Sure, it’s ABC123@email.com.(いいですよ、ABC123@email.comが私のメールアドレスです)
間違えやすい Tell と Teach を使い分けて、スムーズに連絡先を交換してくださいね。
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!