おはようございます。コスメコンシェルジュの稲毛登志子です。
ファンデーションの中でも特に使いやすいのが、パウダーファンデ。軽やかな付け心地で、素肌の「きれい」をぐんと引き立たせてくれます。
しかし、ヨレやすい、厚塗りになる…など、なかなかうまく塗れないという人が多いのも事実。
そこで今回は、簡単なのにきれいに仕上がる「パウダーファンデーションの塗り方」をご紹介します。
保湿力、ツヤ…自分にあうパウダーファンデーションを選ぼう
パウダーファンデーションはずっと「マット」なものが主流でしたが、近頃は、ツヤが出るタイプもたくさんあります。
乾燥肌の私は、保湿力があるマキアージュの「ドラマティックパウダリー」を使っています。
- 粒子が細かくなめらかに仕上がる
- 保湿力がある
- カバー力があるのに素肌見えする
…などの特長が嬉しい、大人の肌悩みに効くファンデーションです。リフィルにスポンジがついてくるので、スポンジの交換もリフィルを買い替えるたび、定期的にできますよ。
ご自身の肌悩みや、なりたいイメージにあわせてパウダーファンデーションを選んでくださいね。
ヨレない塗り方レッスン【スポンジ編・ブラシ編】
パウダーファンデを塗る前に、下地を塗って、肌をフラットな状態にします。
この時、下地がなじむ前にファンデーションを塗るとヨレや毛穴おちの原因になるので、少し時間を置いて下地をなじませてくださいね。
また、もし部分的な色ムラ(シミや赤み)があれば、下地の後にコンシーラーで補正をしておきましょう。
【1】スポンジで塗る場合
スポンジの半面にファンデーションを取り、顔の広い面(頬やおでこ)から順番に、軽いタッチで塗ります。
強い力で塗ると厚塗りになりやすいので気をつけてくださいね。
次に、スポンジを半分にたたんで、細かい部分(小鼻等)を塗ります。
このあと、小さめのブラシで小鼻周辺の肌をさっとなでると、毛穴落ちを防げます。
最後に、スポンジの何もついてない面を使い、ファンデーションをなじませます。
もちろんスポンジは、常に清潔なものを使ってくださいね。汚れたスポンジを使っていると、仕上がりを左右するだけでなく、ニキビなどの肌トラブルにもなりかねません。洗う目安はスポンジの両面を使ったタイミング(2日に一度)です。
【2】ブラシで塗る場合
ブラシにパウダーファンデーションを取り、手の甲かティッシュペーパーに一度バウンドさせて、余分なパウダーをはらいます。
ブラシの場合は、顔の左半分→右半分→おでこの3回に分けて塗っていきます。広い面積から、軽い力で塗り進めてくださいね。
鼻は、おでこを塗った余りでOK。厚塗りをすればするほど皮脂とファンデーションが混ざり崩れやすくなるので、塗りすぎないよう注意しましょう。
塗りにくい小鼻まわりは、ブラシを持ってない方の手で、小鼻を少し傾けるように押さえれば塗りやすくなりますよ。
なお、メイクブラシは頻繁に洗うと、毛が傷みやすくなります。しかし、夏場は雑菌が増殖しやすいため、優しく汚れを落とせるスプレータイプのクリーナーでこまめにケアするのがおすすめ。
毎日のメイク終わりにスプレーで汚れを落とし、週末は本格的にブラシを洗う…というケアが理想的です。
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今回は、スポンジまたはブラシを使って、パウダーファンデーションを簡単+きれいに塗るコツをお届けしました。
素肌を格上げしたような肌になれるので、ぜひトライしてみてくださいね♪