おはようございます。ウォーキングスペシャリストの山口マユウです。
今朝、鏡でお顔を見ましたか?
全身を見ましたか?
後ろ姿を見ましたか?
後ろ姿を見なかったというあなた。コロナ禍で人と会わない間に…10歳老け込んでいるかもしれませんよ。
リモートワークで座りっぱなし。外出自粛で運動不足。しかも後ろ姿なんていつ見たかしら…なんて人は、手遅れ寸前かも!いますぐ「歩き方」を見直してみませんか。
歩くスピードをアップして痩せる!
私自身、仕事に育児、家事と40歳の頃は忙しさのピーク。そんな中でも太りたくなかったし、20代のボディラインを保ちがかったし、キレイなママと呼ばれたかった。
けれど、時間も余裕もない中…、それを叶える方法は、通勤や買い物、子供の習い事の時、ながらエクササイズをすることでした。
その時に分かったのは、歩数を気にして歩くよりも、スピードを上げた方が「やせる、引き締まる、キレイになる」近道だということ。
私だけではありません。スピーディーな3拍子ウォークで歩いた私の生徒さんたちもみるみる痩せていきました。
私がおすすめする痩せる3拍子ウォークは、体の後ろの筋肉と下半身の筋肉をしっかり使います。
しかも、ストレッチ効果、脳トレ効果もあります。もちろん歩くなので有酸素運動効果も!
忙しくて運動する時間がとれない、という方。歩く姿勢や速度を意識して、ながらエクササイズで体を引き締めましょう。
歩き方の基本!美しい姿勢の作り方
美しい姿勢は、地面と接する足の裏から始まります。
かかとと足指を地面にしっかりつけましょう。
お尻の穴はキュッとしめ、重心を上に引き上げましょう。おへそが縦長になるイメージです。
肩甲骨をぎゅと寄せて、肩の力を抜きます。目線を前に向けて、口角を左右均等にあげれば完成です。
基本の3拍子ウォークをおさらい
1歩目2歩目は普通に出して、3歩目だけ歩幅を広げます。
適正歩幅は身長の45%。簡単に計算するには『身長—100』。
いきなりその歩幅に広げると、股関節や膝、腰が痛くなったり、すぐに疲れたりするので、3歩目だけ約8㎝歩幅を広げましょう。
慣れてきたら、3歩目だけ腕を真後ろに引きます。さらに慣れてきたら、3歩目だけ1本線上にかかとを出しましょう。
理想の歩幅に近づいてきた頃にはスピードアップし、目的地までの時間短縮にもなっているはず。
そうなればすべての歩幅を広げてみましょう!
さらに理想的な歩き方って?
まずは、1本線上にかかとを出すことを意識して。
左右の足の間を「歩かく」と言います。
歩かくの広い女性は、幸せが逃げていくので注意!
理想の歩き方の第一歩は、1本線上にかかとを出すこと。バランス感覚が必要なので、これを行うことで体幹が鍛えられます。
慣れてきたら、後ろ側の足で、地面をつかんで蹴るように歩くと、自動的に歩幅が広がりスピードアップ!颯爽としたカッコよく知的エレガントな印象になります。
ハイヒールを履いている時は、足の重心位置が変わります。足の親指の付け根とヒールに支点を置いて立ちましょう。後は同じです。膝が曲がると弱々しく老けて見えるので、着地する時は、膝を伸ばすことを意識して。
忘れていけないのは腕。腕は真後ろに振ることを意識してみましょう。
最後に口角を左右対象に上げ笑顔を作りましょう。
このように、移動や買い物中、姿勢と歩き方を意識するだけで、体はどんどんやせ上がり、引き締まってキレイになります。
まずは1週間続けてみてくださいね。
※この連載は今回で終了となります。