おはようございます。ウォーキングスペシャリストの山口マユウです。
もう3月も半ば。今春のお洋服は購入されましたか?
お気に入りのワンピースを見つけ、店内にあるフィッティングルームへ。
去年と同じサイズなのにお腹周りがパンパンでファスナーが上がりづらい。二の腕周りがキツイ。
やだ、太ってる…
そんな時、聞こえる店員さんの声。「いかがですか〜?よかったら出てきてくださいね」
フィッティングルームから出るか、出ないか…
悩ましい、恥ずかしい…
痩せないと…
そんな状況は、できるだけ避けたいですよね。
今日は、お腹周りにくびれを作る、ダイエットに役立つプチエクササイズについてお伝えします。
お腹すっきり!『アップ・シャキーン・パンチ』のすすめ
リモートワークは、じりじりと静かにあなたの体にお肉をまとわせています。そう考えると、面倒だった通勤時間が貴重に感じます。
通勤・通学・お買い物中の『歩く』という人の根源的動作が、毎日のプチエクササイズになっていたということに気づきます。
このプチエクササイズを正真正銘のエクササイズに変えるには、3拍子ウォークがオススメ。まずは、3拍子ウォークの基礎となる『アップ・シャキーン・パンチ』のクセをつけましょう。
この3つの動きが習慣になれば、お腹周りにくびれ空間を作れるので、年齢を重ねて40代・50代になっても、若さの象徴、くびれウエストが叶います。
ストレッチ効果もある『アップ』
最初に、「アップ」は、脇を締め耳の横を通して、手を真上に上げます。すると、お腹周りがグッと伸び上がり気持ちいいだけでなく、引力に抗い、重心位置が高くなります。
集中力アップも期待できる!『シャキーン』
次に「シャキーン」という動きです。
腕を胸の前でクロスさせ、肘を後ろに引いて、左右の肩甲骨を寄せます。
この動きは、肩や背中のストレッチになると共に、気になっていた猫背が伸びて、姿勢が良くなります。また、大胸筋が広がることで、脳への酸素供給が良くなりお仕事への集中力もアップします。
ポッコリお腹と生涯無縁になる『パンチ』
最後に「パンチ」です。ボクシングのようにお腹にパンチを受けたら「ウッ」とお腹に力が入ります。このお腹に力を入れて生活する習慣をつけましょう。
そうすれば、お腹ポッコリとは生涯無縁になります。
初めてウォーキングレッスンにいらっしゃる生徒さんたちは、「美しい姿勢や歩き方をする時は、常にお腹に力を入れておくのですか?」と驚かれます。
答えは「はい」です。
最初は辛いかもしれませんが、お腹に力をいれる習慣がつけば、日常生活の中で、腹筋や背筋が付き、いつの間にか美しい姿勢と歩き方が当たり前になります。
2キロ痩せ見え+3キロ痩せで、マイナス5キロ!?
この動きを習慣にすると、体重はそのままなのに、見た目マイナス2キロも夢ではありません。
そして、「太ったな…」と感じた時は、この痩せ見え効果をまといながら、本当にマイナス3キロ頑張ってみましょう。
歩く時は、前足で前に進むのではなく、後ろの足で地面をギュッと蹴り出しましょう。
このギュッの時に、第2の心臓と言われているふくらはぎの筋肉を動かすことでポンプのように働き、血液の巡りを良くすることができます。血液循環が良くなれば、むくみや冷えの解消にもつながります。
また、お尻からグッと足を前に持っていくことも忘れずに。お尻の筋肉大臀筋の筋肉を動かすことで、ヒップアップ効果が期待できます。
この動きを1日36分行ってください。
2回に分けても3回に分けてもOK。21日目には-3キロ。「アップ・シャキーン・パンチ」での痩せ見え効果と合わせて、5キロ痩せ効果が期待できます。
周りの人からは、「何かした?」「痩せた?」「キレイになったね」と嬉しい言葉をかけてもらえ、さらに頑張ろう!の気持ちが湧いてきます。
次回は、たった2ヶ月で体重-12キロ、ウェスト-13センチ、太もも片足-10センチというダイエットに成功した女性のお話です。お楽しみに!
☆この連載は<毎週木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!