みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第140回目の2品弁当は
- たけのことわかめの肉巻き
- 春キャベツの梅ナムル
のレシピをご紹介します。
今回は、フライパンと電子レンジを同時進行!手早くパパッとできる「2品弁当」です。
メインおかずは、旬の食材である「たけのこの肉巻き」。色々とご紹介してきましたが、今回はわかめと一緒に巻いて。めんつゆで味しみしみの肉巻きです!たけのこと相性のよい「かつおぶし」をからめます。
サブおかずはレンジで簡単に作るナムルです。こちらも今回はめんつゆで味つけ!梅の風味でさっぱりと美味しくいただけます。
同時進行で時短!「たけのことわかめの肉巻き」「春キャベツの梅ナムル」2品弁当
1品目 たけのことわかめの肉巻き
材料(1人分)
- たけのこ(水煮) 100g
- 豚薄切り肉 100g(8枚)
- 乾燥わかめ 大さじ2
- 水 大さじ2
- 片栗粉 小さじ1
- 油 小さじ1/2
- かつおぶし 小1パック
- (A)めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ2
- (A)水 大さじ2
作り方
1) たけのこは、穂先はくし形切り、根元は繊維をたちきるように7mm幅に切り、水気を紙タオル等でしっかりととる。
わかめは同量の水で戻しておく。
2) 豚肉にたけのことわかめを置いて巻く。外側に片栗粉をまぶす。
※豚肉の枚数で分量を調整してください
3) フライパンに油を入れて中火で熱し、(2)を並べ入れる。
4) こんがりと焼けたら裏返して全体を焼き、余分な脂は紙タオルでとる。(A)を回し入れて、全体を煮からめる。
5) 汁気を炒りとばし、かつおぶしをからめる。
※直径20cm程度の小さめのフライパンを使用しています
2品目 春キャベツの梅ナムル
材料(1人分)
- キャベツ 100g
- ごま油 小さじ1/2
- 梅干し 大1個
- めんつゆ 大さじ1/2
- 炒りごま(白) 大さじ1 ※すりごまも水分を吸うのでおすすめです。
作り方
1) キャベツはザク切りにして、耐熱容器に入れてごま油を入れてからめる。
2) 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています
3) ちぎった梅とめんつゆ、炒りごまを入れて全体を混ぜる。出てきた水分はキッチンペーパーで吸い取る。
※お弁当に水分は厳禁。冷ましている間も、詰めるまでキッチンペーパーを入れておきます
※蓋も電子レンジ可能の容器を使うと、ラップが不要になるため楽です
※お弁当に入れて残ったらそのまま蓋をして冷蔵庫保存。夕飯の1品にもなり便利です
2品弁当の詰め方プロセス
1) ご飯は左側に斜めに詰めて大葉を仕切りにする。
2) 肉巻きを半分にカットして切り口を見せて詰める。(長さがお弁当の高さよりも低い場合は、下にかさあげの肉巻きを敷く)
3) かさあげの肉巻きの上に、ご飯に沿わせるように肉巻きを詰めていく。
4) 空いている右の空間に副菜をしっかり詰めて、ご飯に塩昆布をのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、大葉 1枚、塩昆布適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
たけのこは淡泊な味なので、塩気のあるわかめといっしょに。そしてめんつゆを煮からめることにより、わかめがめんつゆの味を吸ってしっかり味になります。
かつおぶしをからめると、お昼までに旨みがしみこみ、さらに汁気を吸ってくれるので汁気対策にもなりますよ!
副菜のレンジで作った春キャベツのナムルは、キャベツから水分が多く出た場合は、炒りごまではなく、すりごまをからめるのもオススメ!汁気を吸ってくれます。
毎日のお弁当作り。2品弁当で心をラクにしてください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!