みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第106回目の2品弁当は
- 薄切りじゃがいもの肉じゃが
- 卵そぼろご飯
のレシピをご紹介します。
今回の肉じゃがは、野菜を薄切りにして火通りよく。うまみと水分の出るしめじと一緒にフライパンに入れ、蒸し煮にして仕上げます。放っておくだけで、とってもおいしく仕上がりますよ!
仕上げにかつおぶしをまぶすので、出汁を使わなくてもお昼までにしっかりかつおの風味がしみこみます。
フライパンを洗わずに2品目の卵そぼろを作りますが、フライパンに肉じゃがのうまみが残っているので調味料は少なめでOK。時間も調味料も節約できます◎
おいしい秋の2品弁当をぜひお楽しみください。
フライパン1つレシピ!「薄切り肉じゃが」「卵そぼろご飯」2品弁当
1品目 薄切りじゃがいもの肉じゃが
(材料)1人分 ※たっぷり多め
- 牛こまぎれ肉 100g
- じゃがいも 中1個(100g)
- たまねぎ 1/4個(50g)
- しめじ 1/2パック(50g)
- にんじん 30g
- かつおぶし 小1パック
- (A)酒 大さじ1
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)みりん 大さじ1
(作り方)
1) じゃがいもとにんじんは2~3mm厚さの半月切りかいちょう切りにする。たまねぎは薄切りに、しめじは石づきをおとしてほぐす。
2) フライパンに(1)を入れる。
3) 上に牛肉を広げながら入れて(A)を回し入れる。
4) 蓋をして中火で5分程度、牛肉の色が変わるまで加熱する。
5) きのこや野菜から水分が出てくるころ、牛肉にもしっとりと火が通る。火を強めて、全体を混ぜながら汁気を炒りとばす。
6) 汁気がなくなったら、かつおぶしをまぶして、バット等に取り出す。
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパンを使用しています
※フライパンは洗わずに、卵そぼろを作りましょう
2品目 フライパン卵そぼろ
(材料)1人分
- 卵 1個
- 水 小さじ1
- 砂糖 小さじ1/2
※フライパンに肉じゃがのうまみが残っていますので、卵そぼろの砂糖はひかえめで塩もなし。酒も加えずに水でおいしくできます
(作り方)
1) フライパンに材料をすべて入れてよく混ぜる(まだ加熱しない)
2) しっかりと混ざったら中火で熱し、たえずかき混ぜる。卵が固まってきたら火をとめて、そのままかき混ぜ続けなたら火を通す
2品弁当の詰め方プロセス
1) 今回は丸2段弁当につめますので楽ラク。1つは肉じゃがを詰めて、1つはご飯を入れて上に卵そぼろをのせます。
2) 肉じゃがの上にお好みで七味を。ごはんの上に野沢菜漬けを詰めたら完成!
※分量外の材料(ごはん1人分、七味、野沢菜の漬け物…適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
きのこ入りの薄切り野菜の肉じゃがは、肉に火が通るころにはちょうど薄切り野菜に火が通って食感も楽しく、とてもおすすめです。
しみじみおいしい和弁当。秋弁当にいかがですか?フライパンに入れて加熱するだけで、おかずもたっぷりありますので、在宅勤務のお昼ごはんにもとても便利です。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!