8月19日:今日は「いいきゅうりの日」
夏は特に食べる機会が増える野菜「きゅうり」。サラダ、漬物、和え物はもちろんのこと、味噌やマヨネーズを付けてそのままかじってもおいしいですよね♪
そんなきゅうりですが、「最も栄養価が低い野菜」としてギネスに登録されている…なんて、一時期話題になったことをご存じでしょうか?
気になって調べてみたところ、きゅうりは「最も栄養価が低い野菜」ではなく、「最も熱量(カロリー)が低い果実」としてギネスに登録されているのだそうです。つまり、栄養ではなくカロリーが低いということ。きゅうりも飛んだ迷惑ですよね…。
今日は、そんなきゅうりの名誉を挽回!?きゅうりの栄養と嬉しい効果をご紹介します。
【1】むくみ解消
きゅうりに含まれている「カリウム」には、むくみの原因であるナトリウムを排出する働きがあります。
むくみの解消を1番の目的にするならば、生で食べるのが効果的。私は味噌とオリーブオイルを混ぜた即席ディップにつけて頂くのがお気に入りです。簡単に作れるのでおすすめですよ。
【2】美肌
きゅうりに含まれるミネラル成分「シリカ」には、肌や髪の修復作用があるのだとか。
ただ、1つだけ注意が!以前、薄くスライスしたきゅうりを顔に貼るパックが流行したことがありましたよね。ですが、この方法には科学的根拠は認められておらず、逆に肌状態を悪化させてしまう可能性もあるそう。くれぐれもご注意ください。
【3】便秘解消
実は「食物繊維」も豊富なきゅうり。水分もたっぷり含まれているため、便を柔らかくしてくれる作用があるそう。
また「ぬか漬け」にすれば発酵食品になり、腸活効果が期待できるのだとか。
簡単なのにおいしい!お祭り気分が味わえる「冷やしきゅうり」
ここで、簡単きゅうりレシピをご紹介。朝時間.jpの連載も大人気!フードデザイナー タラゴンさんの「きゅうりの1本漬け」です。
夏祭りの定番!調味料2つだけ◎「まるごときゅうりの1本漬け」
白だしと米酢を使ってとっても簡単に作れます。そのままでも十分おいしいのですが、写真のように割りばしに刺すとお祭り感が出て、ますますおいしく感じられますよ◎
栄養が無いどころか、とっても嬉しい成分が揃っているきゅうり。今夜のおかずにきゅうりをプラスしてみませんか?
「いいきゅうりの日」とは?
全国のきゅうりの出荷団体など(21のJA、13の県連、1の卸会社)で結成された「いいきゅうりの日プロジェクト」が制定。低カロリーで美味しく、さまざまな料理に活用できるきゅうりの消費拡大が目的。日付は4月を除いた毎月19日で「1(い)い9(きゅう)り」と読む語呂合わせから。ちなみに4月19日はJAあいち経済連の西三河冬春きゅうり部会が「良いきゅうりの日」を登録していることから除いている。
出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ <https://www.kinenbi.gr.jp/>
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