8月9日:今日は「セルフハグでもっと自分を好きになる日」
最近、本屋さんに足を運ぶとよく見かけるのが、「自己肯定感」に関する本。ここ2~3年で、一気に自己肯定感についての書籍が増えたと実感しています。
というのも、私自身、自分に自信が持てない、自分を好きになれないことで悩んできた経験があるためです。あらゆる書籍を読み漁り、セミナーに足を運び、自分と向き合ってきました。その結果、最近は徐々に自己肯定感が高まり、少しずつではありますが自分のことが好きになれるようになってきました。
自分を好きになるために。今日は、私が実践してみて効果があったと思う方法をお伝えします。
【1】「自分を否定する人」とできる限り距離を置く
何か新しいことに挑戦するたびに「そんなのやめたほうがいいよ!」と言ってきたり、イメチェンするたびに茶化したりして水を差す人は周りにいませんか?
そのような言葉に、知らず知らずのうちに自己肯定感を削がれていっている可能性があります。
私自身、いつも自分の新しい挑戦に対して「そんなの本当にできるの?」「絶対に無理だよ!」と言ってくる友人がいました。彼女なりに心配してくれているのだと分かってはいたものの、毎回否定されると「自分って、何にもできない人間なのかな…」と思うようになり、徐々に自己肯定感は下がっていきました。
このような人が周りにいるな、と気づいたら、助言してくれること自体には感謝をしつつ、そっと距離を置くことをおすすめします。
【2】「感情日記」を書く
私は毎晩、手帳に数行「感情日記」をつけています。たとえば、「今日はこんなことがあって、とても楽しかった」「こんな出来事ですごく悲しくなった」など、ざっくりとした内容を箇条書きにするのです。
どんな出来事から、どんな感情を得たのか。毎日書いていくと、自分が何に喜怒哀楽を感じやすいか傾向が分かってくるようになり、データがある程度溜まっていくと「自分取扱説明書」になります。
数か月この「感情日記」を付けてみたところ、私は「お腹が空いているときは、ちょっとしたことで怒りを感じやすい」「人の悲しみに触れると一緒に落ち込んでしまいやすい」ということが判明しました。
そこで、「お腹が空いているときは人に会わない」「(人の悩み相談を受ける場合は別として)悲しくなる情報は耳に入れない、見ない」ということを実践してみたところ、生きることがずっと楽になり、以前よりずっと自分のことを好きになることができました。
***
いかがでしたか?ひとつめはすぐに実践することが難しい場合もあるかもしれませんが、ふたつめの方法は、今夜からすぐに取り入れられると思います。ぜひこの機会に試してみてくださいね。
「セルフハグでもっと自分を好きになる日」とは?
一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会が制定。同協会では自己肯定感を柱に誰もが自分らしくハッピーに生きる社会を作るために「自分を愛することから始めるラブ・マイセルフ 100万人プロジェクト」に取り組んでおり、記念日を制定して活動を広めるのが目的。自分を抱きしめて(セルフハグ)もっと自分を好きになってほしいとの願いが込められている。日付は8と9で「ハ(8)グ(9)」と読む語呂合わせから。
出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ <https://www.kinenbi.gr.jp/>
★この連載は毎朝更新します。明日もどうぞお楽しみに!