朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、休日の朝の読書リスト。
お休みの日は食卓にも小さな楽しみをひとつかふたつ。バターやチーズの本、季節を感じるレシピなど、おいしい料理のヒントが見つかる3冊をセレクトしました。休日のときめく読書にぜひどうぞ。
『バターの本』
編集:グラフィック社編集部
出版社:グラフィック社
日本各地で作られている100種類以上のおいしいバターが大集合。比較的大手企業がつくっているバター、比較的小規模・中規模でつくっているバターに分けて幅広く紹介しています。
とくに参考になるのは、作り手の人たちのオススメの食べ方や使い方。どんなパンや料理に合うかがよくわかります。たとえば「パンにぬっておいしい」をコンセプトにした「アンデルセン発酵バター」のコメントは「何といっても、こんがりトーストしたパンにバターをたっぷり塗って」。作り手のみなさんの熱い気持ちを感じます。
味のあるパッケージも楽しい。使ってみたいバターときっと出合えます。
『チーズの絵本』
作:かのうかおり/絵:平澤まりこ
発行:mille books
発売:サンクチュアリ出版
チーズが大好きな人、まあまあ好きかなくらいの人、それからちょっと苦手という人も、この絵本を読めば無性にチーズが食べたくなってくる。きっとです!
そもそもチーズってなあに?というところから、チーズの作り方や種類、食べ方などを紹介。チーズの形はじつにさまざまですよね。形の由来を想像するだけでワクワクします。
もっとワクワクするのは、チーズをどんなものと合わせたらおいしいかを発見すること、試してみること。ほかの食べものといっしょに味わうことで、チーズの魅力がより引き出されるのだそうです。たとえば、シンプルなフランスパンにクリーミーな白カビのチーズ、紅茶にベイクドチーズケーキ。朝ごはんのヒントも見つかります。
『母のレシピノートから』
著者:伊藤まさこ
出版社:筑摩書房
暮らしまわりのスタイリスト伊藤まさこさんが、母のレシピを紹介した心温まる一冊です。
子どもの頃、著者が大好きだったパイナップルとチェリーのケーキ。まだオーブンがなかった頃、母は無水鍋で作ってくれた。愛らしいケーキは友だちにも人気で「まあちゃんのおうちのケーキ」と呼ばれていたそうです。
大好きなおいしいごはんやお菓子は、すべて「母のレシピノート」から生まれたもの。料理にまつわる思い出やエピソードに、家族の幸せがあふれます。おいしい家庭料理を伝える一冊をどうぞ。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『バターの本』
*『チーズの絵本』
*『母のレシピノートから』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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