豪華なおせちやお雑煮、お餅、スイーツ、ワイン、日本酒…多くの人がおうちでおいしい食事やお酒を楽しむお正月。幸せを味わえる一方で、お正月明けに毎年やってくる体重増加は悩みのひとつですよね。
仕事初めの朝に体が重く感じたり、いつものスカートがきつく感じたりすると、一気に気持ちが沈んでしまうことも…。
そこで今日は、つらいお正月太りを未然に防ぐために今から取り入れたい食事法やエクササイズ、朝の過ごし方など「年末ダイエット術」を4つ紹介します!
【1】ダイエットにも有効◎「胃に優しい食事」をしよう!
年末といえば忘年会。今年はコロナ禍で少人数・短時間で開催したり、お取り寄せやテイクアウトを活用した「オンライン忘年会」を楽しむ方が増えているそうです。
そんな忘年会が連日続くときは、朝ごはんやランチでできるだけ消化吸収がよいメニューを選び、毎食こってりした食事を食べ続けることがないように心がけましょう。
こってりした食事はカロリーオーバーになりやすいだけでなく、胃に負担がかかり消化不良を起こしやすくなります。その結果基礎代謝の低下や便秘、冷え、むくみなどダイエットに悪影響を及ぼすことが…。
夜に豪華な食事が続くときは、朝ごはんのバタートースト+ベーコンエッグを朝がゆに、ランチのパスタや唐揚げ定食をおうどんやおそばになど胃に優しいメニューにチェンジしましょう。
また、オンライン忘年会ならおうちで野菜たっぷりの「ひとり鍋」を楽しむのもおすすめです♪
【2】3つの朝習慣で痩せ体質を目指そう!
食べる機会が増える年末ですが、寒い冬は体を温めようとして代謝が上がるので1年で最も痩せやすい季節なのだとか。
- お布団の中で「腹式呼吸」する
- 「生姜湯」をゆっくり飲む
- 「早歩き」で通勤する
美容家の飯塚美香さんによると、これら3つの朝習慣には代謝をアップする効果があるのだそう。
寒い年末こそ朝の過ごし方にひと工夫!代謝をあげて痩せやすい体を作り、年始の体重増加を防ぎましょう◎
【3】「腹筋」で太りにくい体を作ろう!
お正月太りを防ぐべく食事と並行して行いたいのが、適度な運動です。
ピラティストレーナーTOMOKOさんのおすすめは、腹筋、内転筋(内腿)、前ももの筋肉という3つの筋肉に刺激を与える「腹筋」エクササイズ。
大きな筋肉を鍛えると代謝が上がりやすくなり、ダイエット効果が高いのだとか。
座って両腕で体を支えながら、両足を斜め上にあげて曲げる・伸ばすエクササイズはかなりきつめですが…頑張る価値はあるはず!
代謝アップだけでなく、食べ過ぎでぽっこりしがちなお腹をキュッと引き締める効果も◎
まだ間に合う!年末年始に太りにくい体になる「腹筋」エクササイズ
【4】「食べ合わせ」に工夫して痩せよう!
お正月太りは怖いけれど「食べるのも飲むのも、なかなかやめられない!」という方におすすめしたいのが「ヤセ効果の高い食べ合わせ」で朝食を食べること!
同じ量の食事でも食べ合わせ次第で代謝アップや脂肪の燃焼効果が倍増できるなんて…食いしん坊さんには嬉しいですよね♪
美肌食マイスターの宮内美苗さん推奨の「ヤセ効果の高い朝ごはんの食べ合わせ」は以下のとおり。
- 豆腐×かぶ(かぶのビタミンCが、新陳代謝を促す豆腐の亜鉛の吸収率をアップ)
- ヨーグルト×バナナ(バナナに含まれるイヌリンがヨーグルトの善玉菌を増やし、デトックス効果アップ)
- コーヒー×ココナッツオイル(脂肪の分解を促進するコーヒー×体脂肪の燃焼を促進するココナッツオイルで脂肪代謝がスムーズに)
- 鶏胸肉×トマト(脂肪を燃焼するビタミンB₂を含む鶏胸肉+アミノ酸の分解を促すトマトで代謝アップ)
- 納豆×ニラ(ニラに含まれるイヌリンが、脂質を代謝する大豆ペプチドの働きを活性化)
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お正月太りを未然に防ぐ効果が期待できる、4つの年末ダイエット術をご紹介しました。
どれも完璧にしよう!と思うと難しいかもしれませんが少しずつ取り入れるだけでも体は変化するはず。自分のライフスタイルや体調に合わせて実践してみてくださいね♪