「drink like a fish」をそのまま訳すと「魚のように飲む」になりますが、一体何の事?と思いますよね。これは英語の慣用句(イディオム)で、「大量にお酒を飲む」「大酒飲み」という意味で使われます。魚が口をパクパクしながらたくさん水を飲む(ように見える)ことから生まれたフレーズなのだそう。
英語には、直訳とは全く違う意味で使われるこのようなイディオムがたくさんありますよ!
今日はテンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」から、ネイティブが使うおもしろい慣用句をピックアップして紹介します♪
「eat like a bird(鳥のように食べる)」の意味って?
英語の「eat like a bird(鳥のように食べる)」の意味って?
冒頭で紹介した「drink like a fish」のように、英語には「○○のように飲む」「○○のように食べる」など、生き物を例えた慣用句があります。
eat like a horse(直訳:馬のように食べる)=大食い
eat like a bird(直訳:鳥のように食べる)=小食
などは、直訳からも割と連想しやすいフレーズですよね!まとめて覚えておきましょう♪
「back to square one(四角いところに戻る)」の意味って?
英語の「back to square one(四角いところに戻る)」の意味って?
「back to square one」を直訳すると「四角いところに戻る」ですが、このフレーズの意味は想像できますか?実は
back to square one=最初からやり直す、振り出しに戻る
という意味で使われます。
これは、ボードゲームの出発点である「square one(四角いマス)」からできた表現なのだとか。全く違う意味を持つ慣用句も、その生い立ちを知ると覚えやすいですね!
「wake up and smell the coffee(起きてコーヒーの香りをかぐ)」の意味って?
どういう意味?英語の慣用句「Wake up and smell the coffee」
さわやかな朝時間がイメージできそうな、「wake up and smell the coffee(目を覚ましてコーヒーの香りを嗅ぐ)」というイディオム。これが表す意味をご存じですか?
実は
wake up and smell the coffee=現実に目を向ける
という全く違う意味をもつ慣用句で、カジュアルな場面で、誰かに現実をしっかり見て欲しいときなどに使われます。
もちろん朝のシーンなら直訳通りの意味をもつ場合もあるので、シーンや文脈に合わせて理解したり使い分けたりしましょう♪
直訳とは違う意味でも使われる、英語のおもしろい慣用句を3つご紹介しました。朝のスキマ時間や通勤時間におさらいして、英語力アップを目指しましょう!
(本記事は、テンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」のバックナンバーをピックアップしてご紹介しています)