みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第50回目の2品弁当は
- ハムカツ
- ピーマンのじゃこおかか
のレシピをご紹介します。
懐かしい味のハムカツ!ハムは下味もつけなくていいですし、水分もなく、お弁当にとても助かる食材。ちょっと贅沢に、2枚重ねて!揚げ焼きに(笑)。
簡単に作るため、カツの衣に卵は使わず、マヨネーズと牛乳で作ったバッター液でコクを出します。
副菜は、ピーマンのじゃこおかか。レンジ加熱ですぐにできます。2品弁当お試しください。
懐かしい味を簡単に!「ハムカツ」「ピーマンのじゃこおかか」2品弁当
1品目 ハムカツ
(材料)1人分
- スライスハム 4枚
- (A)マヨネーズ 小さじ1
- (A)牛乳 大さじ1
- (A)薄力粉 大さじ1
- パン粉 大さじ3~4程度
- 油 大さじ2程度
- ソース 適量 ※お好みで
(作り方)
1) ボールに(A)を入れて混ぜ、ハム2枚を1セットにしてからめる。中にも少しバッター液がついていると剥がれにくい。
2) (1)にパン粉をつける。フライパンに油を入れて中火で熱して並べ入れる。
3) こんがりと焼けたら裏返し、両面揚げ焼きにする。
※揚がったら、ペーパータオル等の上に取り、油をしっかり切ってください
※今回はこげつかない加工の、直径20cmのフライパンを使用しました
2品目 ピーマンのじゃこおかか
(材料)1人分
- ピーマン 3個
- パプリカ 赤1/2個 ※ピーマンとパプリカ合わせて200g程度が目安
- ちりめんじゃこ 大さじ3
- ごま油 小さじ1/2
- しょうゆ 小さじ1
- かつおぶし 小1パック
(作り方)
1) ピーマンとパプリカは5mm幅に切る。耐熱容器にちりめんじゃこと一緒に入れ、ごま油をからめる。
2) 蓋をして、電子レンジで3分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量850ml・レンジ加熱温度500w)を使用しています
3) 全体を混ぜてしょうゆをからめる。かつおぶしを入れて和える。
※水分が残る場合は、かつおぶしの量を増やし、水分を吸わせてください
※蓋も電子レンジ可能の容器を使うと、ラップが不要になるため楽です。また、お弁当に入れて残ったら、そのまま蓋をして冷蔵庫保存。夕飯の1品にもなり便利です
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。おかずを入れるところは低く詰め、ちぎった海苔を敷く。
※冷ます時には割りばし等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます
2) 右半分にハムカツをのせる。
3) 副菜を詰める。
4) ごはんの上に梅干しといりごまをのせ、ハムカツにソースをかける。
※分量外の材料(ごはん1人分、梅干し、いりごま)
*****
今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?ハムカツが楕円のわっぱ弁当にきれいに入るよう、右側に並べてみました。
ハムカツなどのように薄い食材でも、のりとごはんで上げ底をすると!お弁当箱を開けた時に、おかずがたっぷりに見えて満足感があります。
また、ハムは日持ちもしますので、カツに調理してメインにできると、暑さやウイルス感染が気になって買い物に行きづらい時期に、楽ですよ。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
******
「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
******
料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!