みなさま、おはようございます! 料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第49回目の2品弁当は
- さんま缶の大葉巻き
- さやいんげんの塩昆布バター
のレシピをご紹介します。
ラクで安価で栄養満点の「魚の缶詰」。魚の骨までやわらかく、味がしっかりついているので、お弁当向きです。ほんのひと手間かけて、美味しいお弁当おかずにリメイクしてみましょう。
副菜のさやいんげんは、レンジ調理のみでさらに楽ちん!簡単美味しい「さんま缶」弁当。お試しください。
缶詰で楽ちん!「さんまの大葉巻き」「いんげん塩昆布バター」2品弁当
1品目 さんま缶の大葉巻き
(材料)1人分
- さんまの蒲焼き缶 1缶
- 大葉 4枚
- かたくり粉 小さじ1
- ごま油 小さじ1
(作り方)
1) さんま缶はくずさないようそっと取り出し、大葉で巻いてかたくり粉をまぶす。
※缶詰の汁は後で使うので、とっておきます
2) フライパンに油を入れて中火で熱して、(1)を並べ入れる。両面こんがりと焼く。
※すでに火が通っている食材ですので、表面がカリッと焼けたらOKです
3) 裏返して両面とも焼けたら取り出し、缶に残った蒲焼きの汁をフライパンに入れ、軽く煮立たせてトロミのあるタレに仕上げる。
※缶詰めの汁は、加熱するととても美味しくなります。トロリとすると液だれしにくくなるので、しっかりと水分を飛ばしてとろみをつけてください
2品目 さやいんげんの塩昆布バター
(材料)1人分
- さやいんげん 100g
- ベーコン 1枚(20g)
- 塩昆布 大さじ1
- バター 小さじ1
(作り方)
1) さやいんげんは筋をとって斜めに切る。ベーコンは5mm幅に切る。耐熱容器に入れて、塩昆布とバターをのせる。
2) 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています
3) 全体を混ぜる。
※さやいんげんは水分が出にくいため、塩昆布をからめるだけでOKです
※蓋も電子レンジ可能の容器を使うと、ラップが不要になるため楽です。また、お弁当に入れて残ったらそのまま蓋をして冷蔵庫保存。夕飯の1品にもなり便利です
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。魚缶を置くところにちぎった海苔をのせる。
※冷ます時には、割りばしや等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます
2) 海苔の上に大葉巻きを並べる。
3) 空いたところに副菜を詰める。
4) 大葉巻きに、フライパンで煮詰めたタレをのせる。ごはんにいりごまをちらし、しば漬けをのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、海苔、いりごま、しば漬け)
*****
今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
さんまの蒲焼など、魚の缶詰は、火を通すと劇的に美味しくなることが多い、とても便利な食品です。ぜひ、ちょっとひと手間かけて、さらにおいしいお弁当おかずにリメイクしてみてください。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
******
「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
******
料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!