おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
コロナウイルス感染拡大を受けて一部の都道府県で「緊急事態宣言」が発令され、在宅勤務や自宅学習など、おうちで過ごす時間が長くなっているはず。
外食もままならないため、毎食のごはんづくりのレパートリーにお悩みの方もかなり多いと思います。
今日は、手軽に使えて便利なヘルシー乾物「切干大根」を使った、ちょっと意外なマンネリ解消朝サラダレシピを2つご紹介します。
あると便利!手軽で便利な「乾物」
外出しづらい状況が続いているとはいえ、食料品は定期的に買いに行く必要がありますよね。それでも、毎日出かけなくて済むように、一回のお買い物で日持ちなどを考えながら、できるだけ効率的&バランスよく食材を揃えるべく、皆さん工夫されているのではないでしょうか。
こんな状況だからこそ、おすすめしたい食材のひとつが、「乾物」です。
乾物のメリット4つ
1) 調理時間が短縮
ひじきや切り干し大根など、切る手間いらずで使えるものが多い。スープなどの汁気のある料理なら戻さなくてもそのまま鍋にいれて、時短調理が可能
2) 甘みや旨味が凝縮で減塩も
切干大根に代表される干し野菜は、余分な水分が抜けて旨味や甘みが凝縮しているので、塩など調味料が少量で済む
3) 常温で長期保存できる
常温で長期間保存できるので、頻繁にお買い物に行けないときに便利
4) 軽量でかさばらない
軽量でかさばらないのでまとめて買いやすくやすく、備蓄向き
また、ベタつきがちな野菜炒めも、乾物をいれることで余計な水分を吸収してくれ、シャキシャキの食感のまま食卓にだすことも可能です。
こんなふうに、乾物には良いところがいっぱい!普段あまり使う機会がなかった方に、ぜひこの機会に積極的にとりいれてみてほしい食材なのです。
切干大根でお手軽♪「味噌ヨーグルトサラダ」
そんな「切干大根」を使った、朝におすすめのサラダレシピをご紹介します。まず1つ目は、お手軽「味噌ヨーグルトサラダ」です。
切干大根でつくる味噌ヨーグルトサラダ
(材料:2人分)
- 切干大根 30g
- トマト 1/4個
- (A)ヨーグルト(プレーン) 50g
- (A)味噌 小さじ1
- (A)醤油 少々
- (A)砂糖 小さじ2
ブラックペッパー 適量
(作り方)
1) ボウルに切干大根と100ccの水を入れ、5分おいて戻す。トマトは3㎜厚さにスライスする。
2) (A)を混ぜて(1)のボウルに加える。トマトも加え全体をざっくり混ぜたら、ブラックペッパーをふって器に盛る。
切干大根は、食感を残すため、少ない水分量で戻すのがポイント。5分たってもまだ固いところがある場合、ボウルの中でかるく揉むとすぐにやわらかくなります。
戻し汁も捨てずにつかう無駄のないレシピです。切干大根=煮物というイメージが強い方には目新しい調理法可と思いますが、実は切干大根は加熱なしでも食べられるんですよ。非常時でも安心な食材です!
ポリポリ食感!「切干大根のおつまみ風サラダ」
2つ目は、私がお酒のおつまみによく作る簡単なサラダをご紹介します。
切干大根のおつまみ風サラダ
(材料:2人分)
- 切干大根 30g
- トマト 1/4個
- アボカド 1/2個
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 小さじ1/8
- おろしにんにく 小さじ1/2
- 白ごま 小さじ1/4
(作り方)
1) トマト、アボカドはそれぞれ大きめの1口大に切る。ボウルに切干大根と水100ccを入れ、5分おく
2) 切干大根の水気を絞り、ボウルに残った戻し汁大さじ2程度を残し、捨てる
3) ボウルにオリーブオイルを入れ、水分が白濁するまでしっかり混ぜ、(1)、おろしにんにく、塩を加え混ぜ器に盛る。白ごまを添える。
このサラダも、切干大根の戻し方がポイント。少し食感が残る程度に戻しましょう。そして、戻し汁とオリーブオイルをしっかり乳化(白濁)させるのもコツ。
ちなみにこのレシピ、ポリポリした食感でお酒のおつまには最高なのですが、朝に食べる時はおろしにんにくをはずし、カニ風味かまぼこなどを割いて入れても、おいしくいただけます。
野菜も、おうちにあるお好みのものでアレンジしてみてください。
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いかがでしたか?外出も外食もしづらい時期は、乾物を使った意外なサラダで、ヘルシーにマンネリ解消!是非試してみてくださいね♪
フードスタイリスト 河合 真由子
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