内側、外側の両方から、体の美しさにアプローチするヒントを教えてくれるヨガインストラクター高木沙織さんによるビューティー連載♪朝からすっきりきれいになれる、簡単ストレッチを毎週届けていただきます。
おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
コロナウイルス感染拡大を防ぐべく、全国で外出自粛が要請されています。最近私のまわりでよく耳にするのが、食生活の乱れ、特に、「ずっと家にいるとつい食べ過ぎてしまう…」という声。食べ過ぎに運動不足が重なって、目覚めたときからお腹が重だるい…そんな朝は避けたいですよね。
今日は、そんな重だるいお腹をケアする朝ストレッチをご紹介します!
お腹が重だるいのはなぜ?
食べ過ぎたあとの内臓器は、食べ物を消化すべく動くため、大きな負担がかかります。消化の要である胃、そして解毒作用を持つ肝臓…。これらが疲れてしまうと、その周辺の筋肉までもが収縮して、もともとの働きをより妨げてしまう恐れがあるのです。これが、お腹が重だるく感じる原因です。
胃は左側、肝臓は右側に位置するので、重だるい時は、体の左右(体側)を交互にグーンと伸ばして、内臓器の疲れを癒す手助けをしてあげましょう。
お腹をケア!体を左右に倒す朝ストレッチ
(1) 両足を左に流して座り、頭の上でひじをつかむ
(2) 息を吸って背筋を伸ばしたら、吐きながら上体を左に倒す。ゆったりとした呼吸を60~90秒間繰り返す
※倒す角度は「気持ちよく伸びている感覚」を目安に
(3) 両足を右に流して座ったら、上体を右に倒してキープ
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食べ過ぎた翌朝だけでなく、その日のうち(夜)におこなってもOKです。ただし、食後1~2時間は時間を空けてくださいね。
おうち時間が長くなると、お腹が空いていないのにもかかわらず食べてしまう…そしてそれを我慢するとストレスに、いや、食べてしまったあとも後悔からストレスになる…。そんな負のループになりがち。
慣れない生活リズムで、心地よく “食べる” ペースがつかめるようになるまで、ストレッチを取り入れながら、ストレスを溜めこまないように過ごしましょう!
今日もみなさんの一日の始まりが健やかでありますように。
☆この連載は<毎週金曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!