4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
気温が上がり始めると、汗や油脂が出やすくなり、メイク崩れが起きやすくなります。特に、花粉症の方は、涙による目元の崩れが気になるはず。
「初めまして」のシーンが増える新年度。アイシャドウやアイライン、そしてマスカラが落ちてしまった目元で、初対面の挨拶をするのは避けたいですよね…!
今日は、いつだって「キレイな目元」で過ごすための、崩れにくいアイメイク術を3つご紹介します。
汗をかいても崩れにくい!「パンダ目防止」アイメイク術3選
意外と残るスキンケア成分…「パウダーファンデ」でサラサラに
お手洗いにいって鏡をみると、いつの間にか下まぶたにメイクが落ちていてドキッ!そんな経験、女性ならきっとありますよね。
この、下まぶたにメイクが落ちてしまう現象は、気温上昇による汗や油脂だけが原因ではありません。実は、朝のスキンケア成分が下まぶたに残っていることが、その大きな原因になるんですよ!
クリームなど、スキンケアに使ったアイテムの油分などが残っている状態でそのままアイメイクをするというのは、濡れたまぶたにそのままメイクをしてしまうようなもの。
だからといって、そこだけスキンケアをしないわけにもいきませんよね。むしろ、乾燥しがちでシワができやすい目の周りこそ、スキンケアでしっかり保湿しておきたいポイントのはず。
そこで活躍するのが、パウダータイプのファンデーション。粉上のファンデーションで一度お肌の状態をサラサラにして、その上からアイメイクをする。たったこれだけのことで、一気に崩れにくくなるんですよ!
「ウォータープルーフのマスカラを使っているはずなのに、どうしても滲んでしまう」「アイラインが落ちて、夕方はいつもパンダ目」という方は、ぜひ試してみてください。
汗ばむ季節のアイライナーは「リキッド一択」
夏場のアイメイクと言えば、「ウォータープルーフ」が当たり前。数多くのメーカーから、ウォータープルーフの商品が発売されていますが、アイライナーを選ぶとするなら断然、リキッドタイプがおすすめです。
リキッドタイプは、肌にフィットしてヨレにくいという特徴があり、汗にとても強いのが特徴です。
崩れやすい人は、特に速乾性に優れたタイプを選びましょう。
アイライナーは「シャドウでぼかす」
パウダーファンデーションを重ねると、スキンケア成分がサラサラになるように、リキッドのアイライナーの上にパウダーのアイシャドウを重ねることで、もっと崩れにくくなります。
ここまでやれば、もう汗で滲むのなんて怖くない!?というほど、パンダ目を防ぐ効果があります。
しかも、アイシャドウを重ねる時、アイラインをぼかすように塗ることで、かなりナチュラルに仕上がります。アイラインがガタガタになってしまったときの、歪み調整にも便利な方法なんですよ!忙しい朝の時短テクニックとしても活用できるので、使わない手はありませんよね。
パンダ目を防ぐアイメイクテクニック、いかがでしたでしょうか?肌がべたつく季節はもうすぐ。汗によるメイク崩れを防ぐテクニックを身につけて、万全を期して春夏をむかえましょう!
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!