おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
新年、あけましておめでとうございます。今年も、日本を朝から元気にしたい、という思いとともに、毎日の朝ごはんをたのしめるアイデアを皆様にお届けしたいとおもいます。
新年最初の今日は、年末年始の暴飲暴食をなかったことにしたい!そんなお正月明けにおすすめの、残りごはんでつくるお粥レシピのアイデアをお届けします。
お粥がカラダにいいわけ
お正月明けの1月7日は「七草粥の日」。古来より春の七草をお粥にいれて食べる習慣があり、無病息災を願う伝統行事として継承されています。
お粥というと、体調が悪い時に食べたりと、なんとなくカラダにいいイメージがありますが、なぜカラダにいいのでしょうか?
まず1つ目の理由は、その消化の良さ。お粥はお米をやわらかく煮てあるため、消化しやすく胃にも負担がかかりにくいんです。
年末年始の暴飲暴食でカラダに負担をかけているときには、お粥などの消化に負担がかかりにくいものを食べ、少し胃を休めることで回復させるのが理想的です。
また、2つ目の理由は、少量でも満足できる点。年末年始の暴飲暴食で重くなったカラダでも、お粥を食べれば少量でも満足でき、体が休まるとともに、ダイエット効果も期待できそうです。
残りご飯でアレンジ自在♪「お粥」の作り方
お粥というと、生米から炊くのが本来の作り方ですが、忙しい朝に、わざわざお米からじっくり炊くのはちょっと面倒…という方は、残りご飯でお粥を作ってみましょう。
生米から炊くよりも短時間で仕上げることができ、また、失敗も少ないです。
そして、お粥というと白粥というイメージが強いですが、私がおすすめしたいのが、だしとトッピングする具材を自由に組み合わせて作るお粥です。
作り方はとても簡単で、まず、だしの種類を決めます。
だしの種類
- 昆布だし
- かつおだし
- いりこだし
- あごだし
- 鶏ガラスープ 等
そして、それにあわせてトッピングする食材を決めます。
- 卵(ゆで卵、半熟卵、スクランブルエッグなど)
- 肉(鶏ささみ肉、鶏そぼろ、チャーシューなど)
- 魚 (海老、サーモン、帆立、サバ缶、イワシ缶など缶詰類がお手軽でおすすめ)
- 薬味 (パクチー、紫玉ねぎ、小ねぎ等)
- ごはんのお供 (ねり梅、食べるラー油、のり佃煮等)
ご飯と一緒に野菜やお肉などを一緒に煮込むのでもいいですが、炊いている横で簡単に準備できるトッピングを用意して、テーブルの上でのっけながら食べるというのが、いろいろな味を楽しむことができておすすめです。
おすすめレシピ♪「中華風鶏だし粥」
最後におすすめのお粥のレシピをご紹介します。
【材料】2人分
- 鶏ささみ 120g
- 葱 1/4本
- ごはん 200g
- 玉ねぎ 1/8個
- パクチー 適量
- ラー油 適量
- 塩、胡椒
【作り方】
1) 鍋に水500cc、葱を入れて沸騰させ、塩小さじ2/3を加え、鶏ささみを入れて1分茹でる。火を止め、蓋をして7分おいて取り出し、粗熱をとる。(茹で汁は取っておく)
2) 鍋に(1)のスープを入れて沸騰させ、ご飯を入れて強火で煮立たせ10分ほど煮る。
3) 塩、胡椒で味をととのえ、器にもり、ほぐした(1)、スライスした玉ねぎ、パクチーを添え、ラー油をまわしかける。
このレシピは、以前紹介したお粥のアレンジです。鶏だしだけでもおいしくいただけますし、お好みで鶏だしを減らしてアーモンドミルクや豆乳を加えてもおいしいです。
トッピングには、半熟卵やボイル海老、ホタテ缶などもおすすめですよ。
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いかがでしたか?
年末年始のごちそうで、なんとなくカラダが重くなっている頃。そんなときにおすすめしたいのがお粥です。
生米からじっくり炊くお粥もおいしいですが、時間がないときは残りご飯でつくるのもはやくできるのでおすすめです。
だしの種類やトッピングを変えれば、味のバリエーションも何通りにもたのしめるので早速今日の朝からつくってみませんか?
フードスタイリスト 河合 真由子
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