おはようございます!フードスタイリストの河合真由子です。
今年も残すところあと2日となりました。一年の汚れを落とし、新たな気持で新年を迎えるためにも、冷蔵庫の中もきれいにしておきたいもの。そこで今日は、冷蔵庫一掃にもお役立ちの朝ごはんアイデアをお届けします。
きれいな冷蔵庫で「金運」UP?
一節によれば「きれいにすると金運があがる」ともいわれる冷蔵庫。その真偽はさておき、冷蔵庫の中に食材が無造作に入った状態では、何があるのか把握するのが難しくなり、結果、食材を腐らせてしまったり、同じ食材を2度3度購入することになり、金銭的にも無駄が生じてしまいます。
また、フードロス削減が提唱されている昨今、食材を余すところなく使い切ることは、環境に配慮した行動ともいえます。
ぜひ、年末の時間をつかって冷蔵庫の中を一度整理整頓してみてください。
整理整頓といっても、食材は傷みやすいため、冷蔵庫の中を空っぽにするぐらいの勢いで食材を使い切るのがポイント。一度空っぽにしてしまえば、そこから整理整頓もしやすくなりますね!
冷蔵庫一掃にお役立ちの「おかず味噌汁」
今年話題となった食トレンドとして「おかず味噌汁」があります。通常の味噌汁と違い、おかずのように具材が贅沢に入った具だくさんみそ汁のことをいいますが、このおかず味噌汁、実は冷蔵庫の一掃にも役立ちます。
作り方のポイントは、具材の組み合わせ方。 冷蔵庫の中にある食材を、以下の通り仕分けします。
- 野菜
- お肉、魚、卵、大豆製品(豆腐、厚揚げ、油揚げ、がんもどき)
- トッピング(みょうが、大葉、生姜、にんにく、ねり梅、わさび、小ねぎ、ライム、レモン等)
次に、組み合わせのパターンに従って、いくつか組み合わせを考えてみます。
- 野菜×動物性タンパク質
- 野菜×大豆製品
- 海のもの×山のもの
最後に、味や仕上がりの方向性を、トッピング食材で考えます。例えば、キャベツ、たまねぎ(=野菜)と、厚揚げ(=大豆製品)で、トッピングで生姜を効かせる。
最後に黒七味をかけて完成、などなど。
さらに余裕があれば、具材をただ味噌汁に入れて煮込むだけではなく、別調理することも考えると、味わいのバリエーションも広がります。
上記の例でいえば、厚揚げは、フッ素加工のフライパンで油をひかずに強火で表面をカリカリに炙ることで、ぐんと香ばしくなります。
卵を入れるなら、ただ味噌汁に卵を落としいれるだけでなく、スクランブルエッグにしたり目玉焼きにしたり…。ひと手間いれることで、いつもとは全然違う味わいの味噌汁を楽しむことができます。
おすすめレシピ♪「豚肉とオクラのピリ辛味噌汁」
最後に、この冬おすすめのレシピをご紹介します。 冷蔵庫にあった豚肉とオクラ、その他残り野菜でつくる、ピリ辛の味噌汁です。
ピリ辛の味噌汁でカラダ全体があたたまり、また、オクラのねばねばがあとをひく美味しさです。
【作り方】
1) 豚肉と冷蔵庫の残り野菜(かぼちゃ、茄子、パプリカなど)と豆板醤を炒め、だし汁を注ぎ加熱する。
2) 沸騰したら火を止め味噌を溶きいれる。
3) 器にもり、小口切りにしたオクラを添える。
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いかがでしたか?
年の瀬の朝ごはんには、冷蔵庫のお掃除ついでに、残り食材をくみあわせてできる「おかず味噌汁」がおすすめです。
ポイントは具材の組み合わせと調理法。冷蔵庫にある食材を仕分けして、組み合わせパターンに従って自由に組み合わせを考えてみましょう。
来年も本ブログをどうぞ、よろしくお願いします。皆様よいお年をお迎えください。
フードスタイリスト 河合 真由子
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