おはようございます。
朝時間.jp公式朝美人アンバサダーで、フードスタイリストの河合真由子です。
つい先日まで桜前線を追いかけていたのに、もうあっという間に4月もおしまい！今週からGWのお休みにはいっているかたも多いですよね。
新年度のスタートで日々あたふたしているうちにいつの間にかGWに突入してしまい、ぽっかりあいた休日、さて、どう過ごそう？とおもっているかたもきっといるはず。そんな方にお勧めしたいのが、谷根千エリアにある朝カフェ巡りです。
谷中、根津、千駄木あたりは、昔ながらの下町の雰囲気を残したエリアです。昔からある老舗のお煎餅屋さんや甘味処などと並んで、最近では、古い家屋をリノベーションしてオープンしたおしゃれなカフェや、ライフスタイルショップなどが軒を並べており、その歴史と風情ある街の雰囲気とあいまって、地元の人だけでなく、多くの観光客にも愛されるスポットとなっています。そう、もうお気づきかもしれませんが、谷根千とは、谷中、根津、千駄木の頭文字からきています。
今日は、そんな昔懐かしい雰囲気ただよう谷根千エリアにある朝からほっこりできるおすすめの朝カフェをご紹介したいとおもいます。
JR日暮里駅の西口をでると、そこは谷中のメインストリートである谷中銀座へとつづく坂道になっています。
そしてその先を少し歩いて坂を下った先にあるのが、今回ご紹介するHAGI CAFEです。
木造アパートからうまれかわった最小文化複合施設HAGISO
この外観からは想像もつかないかと思いますが、このHAGI CAFEがある建物、HAGISOは、もともとは、木造アパートでした。（その当時の名前が、「萩荘」だったそうです。）
その後、東京藝術大学の学生たちによって、アトリエ兼シェアハウスとしてつかわれてきましたが、その後老朽化により一旦は取り壊しがきまっていたそうです。そこを、建築家でもある現HAGISO代表が、この建物の存在価値を見出し、リノベーションすることを家主さんに提案をし、今のようなギャラリー、カフェが入居するスペースとして蘇らせたそうです。
HAGI CAFEでいただく旅する朝食
そんな歴史と情緒を残したHAGISO 1Fにあるカフェ「HAGI CAFE」では、毎朝8時～朝ごはんをいただくことができます。
特徴的なのが、毎月とある地方の朝ごはんをテーマにしてその土地でとれた食材やその土地の郷土食をとりいれていることです。訪れた日は、ちょうど佐賀県の朝ごはんを提供されていました。
※ごはんとお味噌汁の位置が逆ですが、お店から配膳されたそのままのお写真です。ご容赦ください。
提供される朝ごはんには、ちゃんとお品書きもついており、食材と生産者の紹介までされています。
食事をいただきながら、佐賀では蓮根がとれることや、高菜漬けが日常的にたべられていることなど、あらためて佐賀県について知るきっかけとなり、また、食に対する興味も湧いてきます。普
段の朝ごはんはあわただしくかけこむことが多い人も、ここでは、他のことは何も考えず、ただ目の前の食事に集中しておいしさをかみ締めることができるように思います。
食後には更にコーヒーでまったりするのも休日ならではのおたのしみ。コーヒーのマグは長崎の波佐見焼をつかっているところなど、細部にも手を抜かないところが素敵です。
コーヒー片手に窓越しに道行く人を眺めながらボーっとしたら、気分もすっかりリフレッシュして、またいろんなこと、がんばれそうな気がしてきます。
他にもこのエリアには、個性的なお店が軒を連ねていますので、帰り道にはこんなかわいいお店のウインドウを眺めながらお散歩もたのしめます♪
いかがでしたか？休日の朝だからこそ、普段とは違う景色がみられるエリアで、とっておきの朝カフェたのしんでみてはいかがでしょうか？
それでは、今朝もおいしい朝食でしあわせな朝をお迎えください。
【お店情報】
東京都台東区谷中3-10-25
ホームページ：http://hagiso.jp/cafe/
フードスタイリスト 河合 真由子
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