おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
9月も今日でおしまい。この一週間でぐっと気温が下がってきましたね。ちょっと冷える朝には、温かいスープや味噌汁などの汁物が欲しくなるもの。今日はそんな朝におすすめしたい、秋の味覚、さつまいもをつかった、あったかけんちん汁をご紹介したいと思います。
秋の味覚さつまいも
秋の味覚の代表ともいえるさつまいも。特に女性は栗、かぼちゃ、さつまいもが大好き!この3つの食べごろである秋は女性にとっては楽しみな季節ともいえるのではないでしょうか?
さつまいもは食物繊維、ビタミンCを豊富に含み、特に便秘でお悩みがちな女性には嬉しい食材です。また、ほくほくとした食感とほのかな甘みが特徴で、特に疲れた時に食べるさつまいもは、市販のお砂糖をつかったお菓子とはちがう意味で心の中からほっとできる優しいお味ですね。
実はおかずにもつかえるさつまいも
そんな、女性に好まれるさつまいもですが、さつまいもと聞くとスイートポテトや焼き芋など、おかずよりもスイーツに使うイメージが強いのではないでしょうか?確かにその甘さから、スイーツとの相性がいいことは容易に想像できますが、実はさつまいもはごはんのおかずにもつかえます。
例えば、さつまいもと豚肉を一緒に煮込めば、シンプルな味付けでも豚肉の脂とさつま芋のほのかな甘みでしっかり旨味のある煮物に。ごはんがすすむお味になります。また、さつま芋を細長く切ってごま油で炒め、醤油、みりんで味付けすれば甘じょっぱい味付けが特徴のさつま芋のきんぴらに。これまた、ごはんがもりもり食べられそうな立派なおかずですね。
さつまいもは、醤油、みりん、酒、味噌といった和の調味料との相性が抜群。これら和の調味料は当然ごはんとの相性もいいので、さつまいもをつかったおかずをつくればごはんとの相性もいいわけです。
さつまいもであったかけんちん汁
最後に、そんなさつまいもをつかったおすすめのレシピをご紹介します。さつまいもでつくるけんちん汁です。
あったかい汁物が恋しい朝に、定番のけんちん汁にさつまいもをプラスするだけの簡単レシピ。心と体にじんわり甘いお味です。
さつまいもいりけんちん汁
【材料】(2人分)
- さつまいも 1本
- にんじん 1/2本
- こんにゃく 50g
- まいたけ 25g
- ごま油 大さじ1
- だし汁 500ml
- (A)酒、みりん 各大さじ11/2
- (A)薄口醤油 小さじ1
- (A)塩 小さじ1/2
- (A)おろし生姜小さじ1/2
- (A)小ねぎ 適量
【作り方】
1) さつまいもは洗って1㎝厚さの輪切りにし、水にさらす。にんじんは皮をむき5㎜厚さのいちょう切りにする。こんにゃくは熱湯で下ゆでして水気を切り、拍子切りにする。まいたけは小房に分ける。小ねぎは小口切りにする。
2) 鍋にごま油をいれて中火で熱し、さつまいも、にんじん、まいたけをいれて炒める。さつまいもの色が変わったらこんにゃくをいれてさらに炒め、だし汁を加えて蓋をし、10分煮る。
3) Aを加え混ぜひと煮立ちしたらおろし生姜を加える。器に盛り、小ねぎを添える。
いかがでしたか?
秋の味覚、さつまいものおいしい季節となりました。さつまいもと聞くと、なんとなくスイーツを想像しがちですが、実は醤油、みりん、酒といった和の調味料との相性抜群!ぜひ普段の食卓のおかずにさつまいもをつかってみませんか?例えば、ふだんのけんちん汁の具材にさつまいもをプラスするだけで、やさしい甘みが特徴的なけんちん汁に。料理の中にさつまいもを加えると優しい甘さでほっこり幸せ気分になりますよ。
旬のさつまいもを、ぜひ普段の食卓にも取り入れてみませんか?
フードスタイリスト 河合 真由子
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