パーソナルスタイリストの高橋 愛です。
連載「プチプラで楽しむファッションコーデ術」にて、皆さまの朝のヒントとなるような、プチプラコーディネート術を楽しみながらお届けできたらと思っています。
先週の記事のテーマは「差し色」でしたが(https://asajikan.jp/article/157224)、今週も引き続きカラーコーデの提案です。
冬のコーデは、どうしても単調になりがちなので、カラーを取り入れて変化を出していきたいところです。そして、カラーコーデは、ベースカラーを何色にするかで雰囲気がガラっと変わります。
ベースのカラーはいわゆるベーシックカラーになりますが、特に今年らしくまとめたいなら、ベージュやブラウンをベースカラーにするのがおすすめ。
今週は、ベージュ、ブラウン、そしてネイビー、それぞれのベースカラーにビビッドな差し色をあわせたカラーコーデ例をご紹介しますね。
【Vol.1】パープルを柔らかくしてくれるベースカラー「ブラウン」
ビビッドなパープルは秋冬に映えるカラーなので、一枚持っているととても便利。簡単におしゃれな雰囲気にもなります。
パープルを着たことがないかも…という方も多いかもしれませんが、写真のようにブラウンベースにしてみると、パープルも取り入れやすくなりますよ。
ベースカラーをブラックにすると、もう少し強い印象になりますが、ブラウンならより女性らしくまとまるので、柔らかい印象でパープルを取り入れたい方はブラウンベースで合わせてみては?
【Vol.2】「ベージュ+レッド」なら今っぽいトラッドに
ベージュのチノパンに合わせた、レッドのニット。レッドのアイテムは、トラッドアイテムとの相性が抜群。ここでのトラッドアイテムはチノパンですが、レッドを合わせることで、大人しくなりすぎることもあるトラッドアイテムを今っぽく着ることも出来ます。
ここではコートもアイボリーで淡い色の分量が多いですが、レッドを入れることで全体の印象が引き締まります。
レッドは上手に取り入れることで、こなれた感じの着こなしに仕上げることができますよ。
【Vol.3】カラー×カラーを引き立てる「ネイビー」
最後は上下カラーに。マスタードカラーのニットにブルーのスカートです。
コート無しだと少し派手かな?と思うカラーも、ベースのカラーがノーブルな印象のネイビーなら、お互いを引き立ててくれます。
そして、コートからスカートが見えた時、カラーだとポイントにもなるし重く見えないので、ボトムでカラーを取り入れるのはとてもオススメ。
お顔周りには使いにくいカラーもボトムだとすんなり着やすいので、苦手なカラーはボトムから挑戦してみてほしいなと思います。
今日のプチプラitem
Vol.1 ニット/ur’s、ブーツ/ZARA☆
Vol.2 パンツ/ UNIQLO、ブーツ/GU☆
Vol.3 コート/ZARA☆、スカート/titivate☆、ブーツ/ZARA☆
※☆印は今期取扱いのものです
着こなしpoint
カラーを取り入れる時は、ベースのカラーによって印象がグンと変わります。
同じカラーアイテムも、ベースカラーを変えるだけで違う雰囲気を楽しめるので、ベース×差し色の色々な組み合わせを試してみてくださいね♪
☆この連載は<毎週水曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!