おはようございます!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
年齢とともにハリが失われていくのは、肌だけではありません。髪のボリュームがダウンして、スタイリングしてもきまらない…なんてこと、ありませんか?
今日は、朝の短時間で髪をふっくらボリュームアップするコツをご紹介します。
【1】ボリュームを出すのは「黒目の内側」
髪のボリュームを出すと言っても、頭頂部をやたらふっくらさせてしまうのはNG!逆に、顔が大きく見えてしまいます。頭頂部でボリュームを出すのは、左右の黒目の内側。
分け目を作らずに髪を上に軽く引っ張りながら、ドライヤーをかけましょう。髪の根元を立ち上げるように風を当てるようにします。
サイドや後頭部も根元から毛先に向かって、ドライヤーを利用してボリュームアップさせていきます。
【2】「硬めのムース」でクシャクシャもむ
髪にクセがある方や、パーマがかかっている方にオススメなムースが「ウェーボ スプリングパフ」です。1年半前にかけた私の取れかけパーマも、このムースを使うことで復活します。少し髪に水分がある状態で、ムースをつけてクシャクシャともみこむだけ。
指でつかめるほど弾力のある泡は、保湿成分入り。ムースにありがちな髪がパリパリすることもなく、ふんわり感が持続します。
なお、ムースは1度にたくさん付けず、少しずつ手に取って付けるようにすると、ムラなく髪全体に行き渡ります。
【3】分け目は「ジグザグ」&「こまめに変える」
髪のボリュームをダウンしてしまう原因の一つが、ずっと同じ分け目にしていること。髪が同じ方向に寝てしまうのを避けるために、分け目は頻繁に変えるようにしましょう。
クセやつむじの関係で分け目が同じになってしまう方もいるかもしれません。そういう方も、分け目を作る時は一直線にせず、ジグザグさせると髪が立ち上がりやすくなります。分け目の頭皮も目立たなくなりますので、試してみてくださいね。
【4】逆毛を立てる裏ワザ
ヘアアレンジをする時に、コームなどで逆毛を立てることがありますよね。あの逆毛を普段のヘアセットでも応用することができます。
ボリュームを出したい部分の髪を取り、クシやコームで内側を根元に向かってとかします。その後、自然に他の髪となじませれば、逆毛がクッションのようになり、簡単にボリュームアップが可能。前述した通り、逆毛を立てる範囲は左右の黒目の内側がいいでしょう。
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ふんわりヘアスタイリングのコツ、いかがでしたか?
最後に、コツをもうひとつ。夜にシャンプーをして寝てしまうと、髪がつぶれてしまいます。できれば朝にシャンプーをして、ドライヤーでふんわり乾かすとボリュームが出しやすくなります。
時間のある時は朝にシャンプーをして、よりふんわりヘアで外出してみてはいかがでしょうか。
☆この連載は<火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!