今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『ゆるい生活』。
毎日忙しくて、自分の体のこと、ほったらかしにしていませんか。作家の群ようこさんが「漢方生活」を通して、自分の体とじっくり向き合っていく日々を綴ったエッセイです。
『ゆるい生活』
著者：群ようこ
出版社：朝日新聞出版
体が悲鳴を上げているのに、もし気づいていないとしたら。だから、なんだか調子が悪いなあと思っても、ついムリをしてしまう。
ある日、不調を感じた群ようこさんが出会ったのが漢方生活。ずっと負担をかけてきた自分の体とまともに向き合うことでした。
知らず知らずのうちに、仕事や趣味が体にムリをさせていたのかもしれない。おまんじゅうをいっぺんに６つも食べたり、冷たいお菓子を食べまくるなどした、食べすぎの日々も反省。漢方薬を飲みながらさまざまな体質改善に取り組むのですが、これがなかなか思うようにはいきません。
体を冷やさない、甘い物を食べすぎない、そして、体のなかに滞っているものをきちんと出す……。体をニュートラルな状態に戻していくのは、本当に大変なことだというのがよくわかります。
どんな方法が不調に効くかは人それぞれだけれど、つらいと感じた時には、ちゃんと自分の体と向き合いたいですよね。体の声に気づいてあげたい。でも、焦らず根気よく、何事もほどほどに。体を休めるきっかけになる一冊です。
Love, まっこリ〜ナ
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