今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『乙女の教室』。
恥ずかしいこと、みっともないことはしないのが乙女。美輪明宏さんが乙女の美徳をひとつずつ説いた、居住まいを正したくなる本です。
『乙女の教室』
著者:美輪明宏
出版社:集英社
乙女なんて古めかしいですか。いいえ、ちっとも。乙女とは、清楚で上品で聡明で、恥じらいがあって奥ゆかしい女性。ハートは熱く頭はクール、そして、決してみっともないことはしないひと。
今の時代に必要なのは奥ゆかしさ、つまり「乙女力」だという美輪明宏さん。乙女にふさわしい行動や仕草、心のあり方をやさしく伝授します。
心をこめて挨拶をする、恥ずかしいことはやめる、美しい言葉を使う、色気のある女性になる……。色気の正体は「相手に恥をかかせない」という上品なやさしさのこと。挨拶の言葉にもいつも感謝の気持ちをこめる。乙女の課題のすべての根底にあるのはやさしさなんですね。
乙女の美徳をひとつずつ読んでいくだけで、やわらかくロマンチックな気持ちで心が満たされていきます。乙女の生き方に目覚める一冊をどうぞ。
美輪明宏さんの本、こちらもぜひ。
*『愛の話 幸福の話』
Love, まっこリ〜ナ
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