今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『見とれていたい わたしのアイドルたち』。
安室奈美恵や松坂慶子から、スカーレット・ヨハンソンやニコール・キッドマンなど、作家・柴崎友香がお気に入りの女優や歌手の魅力を綴るエッセイです。
『見とれていたい わたしのアイドルたち』
著者:柴崎友香
出版社:マガジンハウス
とびっきり素敵な女性たちの「かわいさ」って?
女優の松坂慶子はどんな悪女や妖艶な役を演じても可憐でかわいい。著者が「ラテンのバンビちゃん」と名付けたスペインの女優・ペネロペ・クルスもそう。
この本に登場する女性たちは、どこか少女のように無邪気さを残しているのが印象的です。彼女たちの「かわいさ」は、エロティックさと清純さが絶妙に溶け合って生まれるものなのかも。
好きな女優やアイドルの話をするのが大好きだという柴崎友香さん。素晴らしい観察眼で彼女たちのきらめく魅力を存分に伝えます。「かわいい」の秘密も見えてきます。巻末の「美女観測日記」では、深田恭子や蒼井優のCMに夢中なようすも伺えて楽しい。
安室奈美恵さんについては「口の端がくるっと上がる形になっているのがとってもかわいい」。この一言でガールズトークが盛り上がりそう! 表紙の松坂慶子さんの写真も好き。素敵な女子たちのチャームがあふれそうな一冊です。
柴崎友香さんの本、以前ご紹介したこちらもぜひどうぞ。
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Love, まっこリ〜ナ
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