今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
ふぶきがやむのを待つ、北国の子どもと森の動物たちを描きます。寒い季節に読みたい、ぬくもりを感じる絵本です。
『ちいさなかがくのとも 2018年2月号「ふぶきが やんだら」』
作:あかしのぶこ
出版社:福音館書店
降り続く雪、吹き荒れる風。ふぶきはいつやむのかな。外を見ながら小さな子は待っています。
人も動物もただじっとして、風と雪がおさまるのを待つしかないけれど、「ふぶきよはやくおさまって」。空に向かってそうお願いしたくなる。
子どものいる部屋はストーブが赤々と燃えて暖かい。森のみんなも寒くないといいな。近くの森にすむ動物たちを心配する子どもの気持ちが伝わってきます。
この絵本は、作者が暮らす北海道の斜里と知床の森が舞台となっています。ふぶきをしのげば春に一歩近づくのだそうです。寒い日に、ぬくもりと春の兆しを感じる絵本をどうぞ。
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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