普通のパスタと何が違う?意外と知らない「生パスタ」基礎知識

 

12月8日:今日は「生パスタの日」

もちもちっとした食感の「生パスタ」って、食べごたえがあってとってもおいしいですよね。メニュー表に「生パスタ」という表記があると、つい頼みたくなってしまうのは私だけではないはず…。

今日は、意外と知らない「生パスタ」と普通のパスタとの違いや特徴を調べてみました。

知ってた?「生パスタ」と「パスタ」の違いとは

「生パスタ」と「パスタ」の違いは?

生パスタ」は、生うどんや生そばなどと同じく、「乾麺」ではないパスタのこと。こねて伸ばしてカットしたままのパスタのことをいいます。

生なので、普通の乾燥しているパスタに比べて賞味期限が短くなる分、茹で時間も短く済みます。

また、普通の乾燥パスタは、セモリナ粉というパスタ用の粉と水でできています。生地をこねる必要がなく茹でるだけで手軽に楽しめるので、普通は「パスタ」というとこの乾麺をさすほど普及しています。

一方「生パスタ」は、セモリナ粉だけでなくパン用の小麦粉がブレンドされたり卵を加えて手捏ねで練られることが多いので、もちもちした食感と素材の風味が強く感じられるのだとか。

でも、計量やこねたり伸ばしたり切る手間がかかるので、おうちで普段作るのは少し大変かも…?一長一短ですね!

「それでもどうしてもおうちでもちもち生パスタが食べたい!」という方は、少し大きなスーパーやイタリア食材店で冷蔵の生パスタを探してみて♪

「ソース」との相性は?

パスタは乾燥でも生でも、そのままではなく「ソース」や具材を絡めて食べますよね。このソース、麺の太さや形によって相性のよしあしがある、ということをご存じでしょうか?

例えば、太めのパスタ(フィットチーネなど)の場合は、こってりとしたクリーム系のソース◎。麺が太いぶん濃厚なソースによくからむので、カルボナーラやミートソースやボロネーゼなどと好相性と言われます。

反対に、細めのパスタは、ペペロンチーノなどのオイル系、冷製パスタなど、あっさりとしたソースと相性がいいそう。これは、生パスタでも通常の乾燥パスタでも同じ。

これからパスタを作るときや、お店で食べるとき。生パスタとパスタの違いや、相性のよい組み合わせを参考に、選んでみてくださいね!

「生パスタの日」とは?

生めん類の製造業者の団体である全国製麺協同組合連合会が制定。素材の風味、味、コシなど、生パスタの魅力を多くの人に知ってもらうのが目的。日付は7と8で「生=な(7)ま・パ(8)スタ」と読む語呂合わせから毎月7日と8日に。また、同連合会では別に7月8日も「生パスタの日」に制定している。

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コラム「今日は何の日?」[2019年更新終了]

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Written by

なっちゃん

映像制作会社の勤務を経て、ライターへ転身。グルメ、ライフスタイルにまつわる記事執筆が得意です。朝ごはんが大好きで、モーニング巡りをするのが趣味。

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