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小さなことこそ心をこめて。渡辺和子さんの本『面倒だから、しよう』

 

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『面倒だから、しよう』

心をこめて、毎日をていねいに生きるためのヒントが見つかる本。『置かれた場所で咲きなさい』の著者、シスターの渡辺和子さんがやさしく伝えます。


面倒だから、しよう
著者:渡辺和子
出版社:幻冬舎

面倒だからしよう。毎日、ていねいに暮らしたいけれど、うまくいかない。そんなときは、シスターのこの言葉をかみしめます。

面倒だからよそう、ではなく、面倒なことだからあえてする。「この世に雑用という用はない。用を雑にしたときに、雑用は生まれる」のだそうです。

心をこめてていねいに生きることは、人のいのちもものも両手でいただくということ。片手でぞんざいに扱ってはいけない。どんなこともていねいに受け止める大切さをシスターは伝えてくれます。

赤ちゃんを両手で抱き上げるときのように、そっとやさしく。小さなことこそ、心をこめて。小さなことに、大きな愛をこめて。

気持ちがざわざわするとき、迷いがあるとき。日々の暮らしに疲れてしまったとき。心にやさしく語りかけてくれる一冊です。

Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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