今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『旅する缶コーヒー +』。
缶コーヒーの温もりがくれるものってなんだろう？ 大人気の朝ごはん漫画『いつかティファニーで朝食を』の作者マキヒロチが、缶コーヒーをテーマに描いた短編集。心にしみる物語をどうぞ。
『旅する缶コーヒー +』
著者：マキヒロチ
出版社：実業之日本社
缶コーヒーを選ぶ手が迷ったら、疲れたときは、甘いの。泣きたいときは、ほろ苦いの。
ほんのちょっとだけ、缶コーヒーで休憩タイムしませんか。ひと口飲んでふうっとため息ついて。今までの道に戻るのか、それとももう引き返さないかは飲み終えたあとに考えればいい。
職場の同期との仲を取り持つ缶コーヒー、グラビアアイドルが故郷に残してきた初恋の味。さまざまな場所で、缶コーヒーが人と人とをつないでいく。缶コーヒー独特の甘さや温かさに、心のわだかまりもこわばりも溶けていきます。
これ飲んで。これであったまって。缶コーヒーを誰かに差し出すときの「とりあえず」という感じがいいですね。コーヒーを飲み終えたあとも、そのぬくもりが続きますように。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ～ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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