某TV番組の真似をしたようなタイトルになってしまいましたが
「朝時間jp.」の読者の皆さまにもきっとそれぞれの「アナザースカイ」が
あることと思います。
用事があって訪れたロンドンのシティ（金融街）。
歴史的重厚な建物が今も残る街ですが
あちらこちらでビルの改築が行われ
いつもの雑踏に建設現場の工事の音が加わり賑やかです。
今年は、「パラレル キャリア」と言う言葉を目にする機会が
増えたような気がしませんか？
パラレルキャリアとは、「本業である仕事を持ちながら
休日や余暇などを利用して第二の活動を行うという新しい働き方」を
意味しているそうです。
ティーブレークをしながら、今から12～13年ほど前に
このシティで働いていたことを懐かしく思い出すと共に
その当時は、自分の置かれた状況にしっくり当てはまる言葉を
知らずにいましたが、今になって思えば、「パラレルキャリア」だったのです。
シティでの通勤は、東京都心の通勤と同じように
満員電車に乗り、スピード感に溢れ、人々も多くのストレスを抱えていました。
私の業務自体は、有能で優しいビジネスマンに囲まれていたお蔭で
何とも穏やかな日々でしたが、とにかく通勤と家事の両立が大変で
帰りの電車の乗車時間「17分間」は、いつも記憶がないほど熟睡していました。
「パラレルキャリア」は、たった1年余りでしたが
自分の将来を見据えてオフィスワーカーを卒業し
自宅での仕事をメインにして今年で11年目となりました。
節目と言うには中途半端な数字ですが、
いろいろなことを改めて気づかせてくれるシティは
やっぱり私の「アナザースカイ」なのだとしみじみ思いました。
