おはようございます。
朝時間.jp公式朝美人アンバサダーで、フードスタイリストの河合真由子です。
さて、皆さんは普段フランスパン(バゲット)を買いますか?フランスの人は毎朝焼きたてのパンを買うそうですが、われわれ日本人でもすっかりおなじみとなったフランスパン。
たまにおうちで友人達を招いてパーティーをしたり、シチューやハンバーグなどのディナーのときには、せっかくだから…とワインにあわせて買うことあるとおもいます。
でもさすがにまるまる一本は食べきれないため、どうしても残りがち…今日はそんな余りがちなフランスパンをおいしく保存する方法とアレンジアイデアをご紹介します。
知っておきたい!残ったフランスパンの保存方法
先日、朝美人アンバサダーの方と一緒に、六本木にあるパン屋さんにモーニングにいってきました!パリにも数店舗お店を構え、本場パリでも大人気のパン屋さんということで、噂どおりのおいしいモーニングでした。
その後、せっかくだからとバゲット(フランスパン)や、クロワッサンなどたくさんのパンを買い込み。クロワッサンはその日のうちに食べてしまいましたが、さすがにバゲット一本は食べ切れません!
そんなときにおすすめなのが、すぐに冷凍保存することです。普段私が行っている、フランスパンの冷凍方法とおいしくいただく解凍(リベイク)の仕方をご紹介します。
【残ったフランスパンの冷凍の仕方】
あらかじめ食べやすい大きさに切って1カットづつラップに包み、フリーザーバッグに入れ冷凍庫へ。
普段は1.5㎝幅ぐらいの輪切りにしたものと、1/4ぐらいの長さに切り分け、真横に切り込みをいれサンドイッチとしてつかえるようにしたものの2種類をストックしています。
買ったその日に食べきれない分はすぐに冷凍してしまうのがポイントです。日にちが経つほど、パンの表面が乾燥し固くなり、風味も落ちます。
【冷凍したフランスパンの解凍の仕方】
冷凍庫からフランスパンを取り出し、ラップを外してすぐに予めあたためておいたオーブントースターへ。そのままほどよい色目がつくまで焼けばOK。
フランスパンは食パンに比べて高さがあるため、焦げやすいので、たまに観察しながら焼いてください。自宅にオーブントースターがない場合は、ガスコンロの魚焼きグリルでも同じ要領で解凍できます。(我が家はいつも魚焼きグリルです!)
冷凍保存も可能!見た目もあがる「スタッフドバゲット」
時間があるときは、せっかくのおいしいフランスパンにもうひと手間加えて、おいしい朝ごはんにアレンジしてみませんか?
今、私がおすすめしたいのが「スタッフドバゲット」です。
これは、フランスパンの中をくりぬき、中に具材を詰めたもの。食べるときは、通常のフランスパンのように薄くスライスして一切れづつ食べます。切った断面の美しさもポイントになりますね。
中に詰めるものは、パンにあうものであれば比較的なんでも大丈夫です。例えば下記のようなものがおすすめですよ。
【おすすめしたい!「スタッフドバゲット」のアイデア】
- ポテトサラダ
⇒定番のポテトサラダは、中にいれる具材を工夫すれば切った断面が綺麗に - 卵とツナのサラダ
⇒ゆで卵を潰してツナとマヨネーズであえて卵サラダに。 - かぼちゃのサラダ
⇒茹でてつぶした南瓜にバター、きび砂糖、豆乳を加えてディップ状に。お好みでドライフルーツや炒ったナッツをいれると食感もたのしめます。 - タラモサラダ
⇒茹でてつぶしたジャガイモに明太子をあわせて。 - クリームチーズディップ
⇒クリームチーズにアボカドを入れて混ぜるだけ。軽くトーストしてもおいしそうです。 - ラタトゥイユ
⇒お野菜たっぷりがうれしいラタトゥイユ。断面もとってもカラフルにしあがります。
スタッフドバゲットは、つくりおきができ、冷凍も可能!朝起きて何も食べるものがないときでも、冷凍庫から出して薄くスライスし、トーストすれば簡単に朝ごはんが食べられます♪
意外にあまりがちなフランスパン。おいしくいただくための保存方法やアレンジ方法がわかれば、無駄もなくなりますね。
そして、うっかり固くなったフランスパンは、卵液につけてフレンチトーストにする、細かくちぎってスープのとろみがわりにする、またはパン粉にアレンジするという裏技もあります。
これからのイベントシーズン、せっかくおいしいフランスパンを買ったら、最後までたのしみながらおいしく食べましょう♪
それでは、今朝もおいしい朝食でしあわせな朝をお迎えください。
フードスタイリスト 河合 真由子
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