おはようございます。
朝時間.jp公式朝美人アンバサダーで、フードスタイリストの河合真由子です。
無花果、梨、柿、葡萄など秋はおいしいフルーツがいっぱい。みずみずしい生のフルーツもいいですが、おいしいフルーツをもっと楽しめる自家製のジャムをつくってみませんか?
今日はいつものトーストが更においしくなる「自家製ジャム」の基本の作り方と、アレンジレシピのアイデアをご紹介します。
「季節のフルーツ」ではじめるジャムづくり
季節のフルーツ。そのままでも美味しくいただけますが、ほんのちょっと手間をかけるだけで更に美味しく、長くたのしむことができます。
フルーツをつかったタルトなど、手の込んだスイーツはちょっとハードル高めですが自家製ジャムなら鍋でコトコト煮込むだけ。美味しいフルーツが手に入ったら自家製ジャムをつくるタイミング!作るプロセスもたのしいジャムづくりはじめてみませんか?
「ハーブとスパイス」で楽しむ自家製ジャム
わたしがおすすめするのは、ハーブとスパイスを組み合わせてつくる自家製ジャム。
基本のジャムは、フルーツにお砂糖を加えて弱火で煮る。仕上げにレモン汁を加えて、清潔な瓶に入れれば出来上がり。オリジナルで楽しむコツは、そこにハーブやスパイスを入れてオリジナルの味に仕上げること。
【基本のジャムの作り方】
フルーツ:お砂糖の割合は2:1(重量比)
※お砂糖の量は50~100%の間で調整可能。糖度が高いほど保存性が高まります。
瓶詰めして煮沸殺菌しないなら、1週間程で食べきり、あまったら冷凍がおすすめです。
【おススメのフルーツ×ハーブ・スパイスの組み合わせ】
- 葡萄・・・・・・・・シナモン、カルダモン、スターアニス、赤ワイン
- 梨・・・・・・・・・クローブ、 タイム 、ローズマリー
- バナナ・・・・・・・バニラビーンズ、ラム酒
- りんご・・・・・・・シナモン、ローズマリー、キャラウェイ、生姜
- キウイフルーツ・・・ミント
- パイナップル・・・・生姜
基本はフルーツと一緒に煮込みましょう。タイムやラム酒は仕上げに加えて風味付けに。
秋にぴったり♪スパイシーでちょっと大人「柿と生姜のジャム」
これからの季節におすすめしたいのが「柿」!
フルーツは、加熱をすることで甘みがぐっと増します。特に柿はじっくり煮込むことでトロ旨に。ねっとり甘い柿にあわせるのは、シナモン、カルダモン、そして生姜。
生姜が全体の味をピリリと引き締め、シナモンとカルダモンが風味と味にアクセントをもたらします。甘すぎない、ちょっと大人のジャムです。
【材料】作りやすい量
- 柿 1個
- グラニュー糖 60g
- おろし生姜 小さじ1/2
- シナモンパウダー 小さじ1/4
- カルダモン 少々
- レモン汁 小さじ2
【作り方】
1) 柿は皮をむいて一口大に切る。
2) レモン汁以外の材料を鍋に入れ、弱火で煮る。
3) 柿がやわらかなったら木ベラなどで潰し、レモン汁を加え粗熱をとり、清潔な容器に入れて保存する。
柿には、他にも、タイムやローズマリー等のハーブ、ブラックペッパーなどがあいます。写真のように2種類ジャムをつくれば、今話題の「ウェーブトースト」もできちゃいますよ♪
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毎朝のトースト。ちょっとバリエーションをつけたくなったら季節のフルーツをつかった自家製ジャムでアレンジ!自家製だから、味も甘さも自分好みでカスタマイズ可能!オリジナルのジャムはたくさんつくれば友人にも喜ばれるプチギフトにも変身します。
これからの寒い季節、おうちで楽しく自家製ジャムづくりでたのしいおうち朝時間すごしてみてはいかがでしょうか?
それでは、今朝もおいしい朝食でしあわせな朝をお迎えください。
フードスタイリスト 河合 真由子
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