冷ごはんで時短!寒い冬の朝においしいおかゆ「カーシャ」

 

おはようございます!ヤミーです。

引き続き、体ポカポカ朝ごはん♪今週は、トロッと甘くてじんわりあったまる、ロシアのおかゆ「カーシャ」のアレンジレシピです。

「カーシャ」はロシアや東欧のおかゆのこと。日本のおかゆとは違って、煮る穀類や汁に違いがあります。米だけとは限らず、麦類、そばの実、雑穀、豆類などを水やブイヨン、牛乳などで柔らかく煮たもの。

先日ロシア人の先生に「ロシアの朝ごはんといえば?」と聞いたところ、おかゆが一般的だと。色んな穀類や豆類をおかゆにして食べるそうです。

先生が良く食べるのは、ソバの実を牛乳と砂糖で煮た甘いもの。それにバターを加えて、はちみつやジャムを添えたりして食べるんだそうです。

「体があったまるよ」と言われて、そうか、ロシアは寒いから朝はパンじゃなくてあったかいものなのか!と。

ならば、日本の冬の朝にもピッタリよね、ということで今週のレシピです。

IMGP9119

生米から作ると時間がかかるので、冷ごはんを使って。もちろん、炊き立てでも冷凍ごはんでも作れます。

とにかく、鍋にごはんと牛乳を入れて、しっかり水分を米がすって柔らかくなるまで煮ます。その後、はちみつを加えてほんのり甘くし、バターをのせて出来上がり!

日本だと米って甘くすることがほとんどないですが、海外では、ミルクと合わせて甘く食べることが多いんです。プディングとかね。米のとろみと甘みはほんと美味しくて!

私のお気に入りの作り方は、スキレットで。

IMGP

これなら、作ってそのまま食卓に出せるし、最後まで熱々のまま食べられます。ミニサイズの6 1/2 インチは、1人分にジャストサイズなんですよね~。

甘いごはんってちょっと…と思わずに、余ったごはんがあったら、ぜひ試してみてくださいね♪

はちみつとミルクの「カーシャ」

2016-12-13 11.05.23-2

材料:1人分 調理時間:5分

  • ごはん 100g
  • 牛乳 150㏄
  • はちみつ 小さじ2~3
  • バター(有塩) 10ℊ
  • ベリージャム お好みで適量

作り方:

1) 鍋やフライパンにごはんと牛乳を入れ、中火にかける。

2) 煮立って来たら火を弱めて、水分にとろみがつくまで煮たら、はちみつを加える。

3) 充分にごはんに味がなじむまで煮たら、バターを加えて、火を止める。食べるときにジャムなどをそえてどうぞ!

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

10分以内で完成!ヤミーさんのスピード朝ごはんメニュー

人気料理研究家のヤミーさんによる、忙しい朝でも楽に作れる簡単おすすめ朝食メニューとレシピ、朝ごはんづくりの時短テクニック! 洗い物が楽になるスキレットやフライパン1つレシピ、時短トースト、簡単ホットケーキミックスアレンジやクイックブレッドの作り方。
Written by

ヤミー(清水美紀)

輸入食材店に勤務していた知識を生かして世界中の料理を3ステップの簡単レシピにしてお届けする料理研究家。2006年1月にスタートした料理ブログは、2007年6月に『大変!! この料理簡単すぎかも…ヤミーさんの3STEP COOKING』(主婦の友社)として出版され、ベストセラーとなる。それをきっかけに料理研究家の道に進み、現在は料理本の他、企業のレシピ開発、商品開発、雑誌、TV、WEBなどで活躍中。最新刊は『ヤミーさんの毎日使えるオーブントースターレシピ』(扶桑社)
「大変!!この料理簡単すぎかも… ☆★ 3STEP COOKING ★☆」
http://ameblo.jp/3stepcooking/

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング