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村上春樹特製かるた本

 

今日のカフェボンボンは、『うさぎおいしーフランス人』

村上春樹と安西水丸の黄金コンピが贈る、ナンセンスなかるた本。力の抜けた村上春樹、なかなかいいです。


20141121

村上かるた うさぎおいしーフランス人
著者:村上春樹/画:安西水丸
出版社:文藝春秋

村上春樹特製のナンセンスな「かるた」は、その不謹慎さがチャーミング。語呂がいいので、ふと気づくと口をついて出てくる。うさぎおいしーフランス人、ニラレバの世界にタラレバはない、死んでもシンドバッド。こんなかるた言葉が頭のなかをぐるぐる回る。

安西水丸さんのイラストはインパクトが強くて、オトナ向けな感じ。ダジャレ満載ですが、さすがに文学的要素もちゃんと入ってます。「はと麦畑でつかまるのはクワガタぐらい」とかね。

たまにはこんな春樹もいいな!

寝る前に村上かるたを読んでいたら頭や首のコリがとれて、にんまりしながら眠ってしまいそう。

村上かるたの「朝時間」は、レノンに腕押し、ラブ&ピース。

みなさん、よい週末を。
Love, まっこリ〜ナ

 

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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