今日のカフェボンボンは、『うさぎおいしーフランス人』。
村上春樹と安西水丸の黄金コンピが贈る、ナンセンスなかるた本。力の抜けた村上春樹、なかなかいいです。
『村上かるた うさぎおいしーフランス人』
著者:村上春樹/画:安西水丸
出版社:文藝春秋
村上春樹特製のナンセンスな「かるた」は、その不謹慎さがチャーミング。語呂がいいので、ふと気づくと口をついて出てくる。うさぎおいしーフランス人、ニラレバの世界にタラレバはない、死んでもシンドバッド。こんなかるた言葉が頭のなかをぐるぐる回る。
安西水丸さんのイラストはインパクトが強くて、オトナ向けな感じ。ダジャレ満載ですが、さすがに文学的要素もちゃんと入ってます。「はと麦畑でつかまるのはクワガタぐらい」とかね。
たまにはこんな春樹もいいな!
寝る前に村上かるたを読んでいたら頭や首のコリがとれて、にんまりしながら眠ってしまいそう。
村上かるたの「朝時間」は、レノンに腕押し、ラブ&ピース。
みなさん、よい週末を。
Love, まっこリ〜ナ