今日のカフェボンボンの本棚は、『小雨日記』。
小泉今日子と愛する猫・小雨（こさめ）との幸福な日々を綴った、愛らしく心温まるエッセイ集。猫の目線で観察したキョーコさんって、いったいどんな人なんでしょう！？
『小雨日記』
著者：小泉今日子
出版社：KADOKAWA
春の優しい小雨降る日に出会ったから、名前は小雨。キョーコさんが名付けてくれた。それ以来、ふたりはずっと一緒に暮らしている。
ふたりとも雨の日が好き。小雨は薄暗い部屋で本を読むキョーコさんの邪魔をするのが大好き。それからキョーコのおなかの上も好き。
あぁ見えてあの人ってすごく淋しがりやなの。猫が語るのは誰も知らない小泉今日子。ふたりっきりでいるときのキョーコさん。淋しいときは小雨をギュウギュウ抱きしめる。本気で号泣したときは小雨が涙の匂いをかいでくれる。
でも、膝の上に小雨が乗ると「淋しがりやさん」とキョーコさんが言う。小雨のことばには心を許し合った者同士の親密さがあふれています。
この本はきっと、キョンキョンのラブレター。愛しいあの子、小雨へのありったけの愛がこめられています。
＊最新エッセイ集『黄色いマンション 黒い猫』もぜひどうぞ。
Love, まっこリ〜ナ
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