今日のカフェボンボンの本棚は、『黄色いマンション 黒い猫』。
永遠のアイドル・小泉今日子が、今だから書けること、今しか書けないことを書いた。50歳を迎えたキョンキョンの人生の旅の記録でもある。
率直な言葉が心にびんびん響く。三人姉妹の末っ子の愛らしい素顔も見える胸キュンの一冊です。
『黄色いマンション 黒い猫』
著者：小泉今日子
出版社：スイッチ・パブリッシング
小泉今日子が自分の心の中を旅する。遠い過去から未来へとアルバムをめくるように。
原宿の黄色いマンションに朝帰りした日、学校をサボった夕暮れの保健室、ボーイフレンドからもらったラブレター、最初の憧れの女性だったお母さんのこと。誰も知らない小泉今日子にそっと触れたようでどぎまぎしてしまう。
ドライブが好き。一人で運転しながら音楽を聴くのだという。この本は、そう、小泉今日子のロードムービーみたい。
切なすぎて胸が痛くなるようなこともある。「私はこのまま死ぬまで誰に対しても本当の意味で心を開かないまま生きていくのかしら？」って。でも、いつだって前を向いてきた。大人になるために、時には恋を終わらせるために。
喫茶店でレモンティーを飲む今日子さん、雨が好きな今日子さん、一人の時間がないとダメなのにさびしがり屋で、そしてなにより心がキレイなひと。
小泉今日子を大特集したこちらの本もどうぞ。
＊『SWITCH』小泉今日子原宿プレイバック。
＊『MEKURU』50歳の誕生日を祝した大特集。
『優しい雨』を何度も聴きながら。
Love, まっこリ〜ナ
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