朝起きたとき、なんとなく口の中がネバネバしていたり、不快に感じたりすることはありませんか?実は、寝起きの息は「モーニングブレス」とも呼ばれ、一日の中で最も口臭が強くなるからだの生理現象の一つです。
自分の口臭はなかなか気づきにくいものですが、例えば誰かと一緒に眠った朝、目覚めて近づいた相手の息がにおっていたらどうでしょう?すっぴんお肌は目をつむっていれば見えませんが、お口のニオイは隠せません。
口臭は前日の食べ物や体調によっても変化するものですが、しっかりケアしていれば改善できるのです。今回は、すっぴんよりも怖い朝の口臭「モーニングブレス」の原因と撃退法をご紹介します!
寝起きの息がにおう原因は??
前日にネギやにんにくなど、においの強いものを食べたりお酒を飲んでいると、口臭が強くなりやすいと言われますが、その他にも磨き残しがあったり、虫歯や歯周病があると口内の細菌が口臭の原因になります。
普段口の中にいる細菌は唾液によって流され、殺菌されて口臭のもとになるガスの発生を抑えているのですが、睡眠中には唾液の分泌量が大幅に減るため、細菌が増えてしまうのです!
唾液が流れないので、汚れや細菌も口内に溜まっていきますよね。寝起きに口の中がネバネバした感じになるのは、そのためです。
さらに、眠っている間は、体内の水分が減って口の中も乾燥するため、菌が増殖しやすい環境になることも、口臭を招く原因の1つです。
モーニングブレス撃退方法はこの3つ!!
【1】寝る前の歯磨きは丁寧に。
口の中に食べかすが残っていると、細菌の増殖が加速します!眠っている間に細菌が少しでも増えないよう、どんなに眠くても、できるだけ丁寧に歯磨きを行いましょう。デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯磨き後のケアも忘れずに!
【2】舌ブラシで舌苔を取り除く。
意外とノーケアなのが舌。本来ピンク色のはずの舌が、白っぽくなっていませんか?これは「舌苔」と呼ばれる舌の表面に付着した細菌や汚れが、白い苔が生えたような状態になっているもので、口臭の原因になるため取り除く必要があります。
1日1回、夜寝る前か朝起きてすぐに、舌ブラシを使って舌の奥から手前に優しくブラッシングしてあげましょう!数日続けるだけで、効果が現れますよ♪やりすぎて舌の粘膜を傷つけてしまわないように気を付けてくださいね。
【3】寝る前に水分補給する。
体内の水分が減ると、唾液も減り口内が乾燥してしまうため、細菌の繁殖に拍車をかけてしまいます。寝る前にコップ1杯程度の水分補給をしておくことで、寝起きの口臭を減らすことができますよ♪
いかがでしたか?今日からできるモーニングブレス撃退方法を3つご紹介させて頂きました。しっかりケアしておけば、においは確実に減っていきますよ♪
実はストレスを抱えていると唾液の分泌量も減ってしまうそうです。睡眠中の唾液の分泌量をこれ以上減らさないためにも、寝る前にはゆっくり半身浴やアロマ、ストレッチなどでリラックスしてからぐっすり眠ってくださいね!